元芸人やまけんの『ごめんください!!グロブです!!』 -509ページ目

ごめんよ

電車に乗ったら、空いてる席が見当たらなく

「お、空いてる」

と思い座ろうとした

しかし、人間は夢中にになっていると怖いものだ

その空いている席の横に座っていたのは

あの公園に住むことを生業としている人にしかみえない人物

髪も油でべとついているのかテカテカ

髭は、お世辞にもイギリス紳士の様に整えている様に見えない無精髭。

座るのに躊躇したが、少し長い電車道

僕は我慢して座った

「鼻からだけでも吸わなきゃ大丈夫」

と自分ルールを設けて鼻呼吸を止めようとした

その瞬間

微かに漂うフローラルな香り


まさかと思い僕は力強く鼻から空気を吸い込んだ






そう、その匂いの元は隣のおっさんだったのだ。

髪は洗っていないからギトギトではなく洗い立てでツヤツヤしていたのだ

風呂上がりだったのかーい