元芸人やまけんの『ごめんください!!グロブです!!』 -238ページ目

爺愛

昨日、仕事に向かう際に乗った電車に孫二人を世話する爺ちゃんが乗っていた。
孫二人は猿みたいにキーキー五月蝿く、運転席の窓をバンバン叩いていた。
もちろん、運転手は迷惑そうに窓越しから

「止めてください!!静かに!!」

と言い爺ちゃんは

「ほら、怒られちまったじゃねーか」

と孫二人を叱る。

ただ、孫二人はまだまだ子供。

「外、見るー」

と言いたい放題。
仕方なく爺ちゃんは、二人を抱え上げ

「見えっか?外、見えっか?」

と猿孫に問う。


この光景、実際にはかなり迷惑な感じだけど、まわりの乗客は皆ニコニコしていた。

そう、俺も。

多分だけど爺ちゃんの孫に対する愛情がめちゃくちゃ感じられたんだよね。

だから、ニコニコしていたのかも。

ってか、爺ちゃんと孫二人の年齢がかなり離れていて(当たり前だけど)、「生きている内に沢山甘えさせてあげたい」って感じに受け取れちまって、俺は赤羽を降りる時には少し泣きそうになっていた。

でね、補足じゃないけど爺ちゃんの手の甲にサインペンで「大宮45分」とか色々書いてあるのを見つけちまってさ。

ああ、爺ちゃん頭パンパンなんだ。
キャパオーバーしちまってるんだ。
その上に孫二人お世話してんだ。

そう考えると、泣けてこない?

俺は、普段だったら嫌な顔して見るけど今回は見れなかった。

むしろ、爺ちゃんがんばれ!!

って思いました。


あと、孫!!


爺ちゃんに無理さすんじゃねーぞ!!


爺ちゃんの愛情を無駄にして育つんじゃねーぞ!!