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2019年11月下旬。

大学病院での分娩が決まり、週数も進んで流産リスクへの不安も薄れ、

羊水検査までは、9月の移植からのドタバタから一転、

ただの日常生活のバタバタ(笑)に戻りました。

 

 

長男の時は、食べづわりで、ちょこちょこ何か摘んでいたら割と平気だったのですが、

今回のつわりは吐き気と喉のつまり、食べた後の味覚異常が続きました。今も夜や疲れている時はまだちょっと。

 

ただ、仕事はあるし、長男の相手や家事もあるし、

今振り返るとあっという間に過ぎていった感じ。

 

 

 

●15w6d、羊水検査の日

 

12月上旬、羊水検査の日。

 

 

平日午後からだったので、半休を取りました。

かつ、またしてもこのタイミングで出張の夫。

 

長男の羊水検査時は関西の地方支社におり、都内の大学病院で急遽羊水検査を引き受けてもらったので、

会社にも事情を説明し、検査後数日はたまりまくっていた代休消化でお休みをもらいましたが、

今回は検査後もワンオペで土日。

 

 

不安がないわけではないですが、

採卵、PGTM、移植、初期流産の確率など、

「〇〇の確率は〇〇分の1」的な局面が連続して続いたからか、

「なるべく気をつける、何かあったら仕方ない」と、もはや悟りの境地でした。

 

 

移植日同様、直前まで仕事をしていたので、大きな緊張や、余計なことを考える暇もなく、

時間ぴったりに遺伝カウンセリングを受けていたクリニックに駆け込む。

 

羊水検査は院長先生と初見の助産師さんが担当してくださいました。

 

院長先生、普段のカウンセリングでは会わないけれど、

実は患者会で学会に聴講に行った時に挨拶したこともあり。

 

カルテを見ながら、

「確率で言えば、(染色体異常の確率も、RBの遺伝の確率も)まぁ普通はないだろうけど」

とのんびり院長先生。

 

「おそらく大丈夫なんでしょうけれど、それを確認できたら少しは穏やかに妊婦生活が過ごせると思うので」

と、腹を出しながら私。

 

 

そんな落ち着いた雰囲気で雑談をしながら準備。

エコーで胎児の位置を確認し、お腹を消毒し、針を刺す位置を決める。

 

 

助産師さんが

「ここに刺します」

「最初ちくっと、その後子宮の壁を通るときに少し突っ張る感じがあります」

と、丁寧に説明してくれて、何してるのか分かるのはとても安心なんだけど。

 

知らないままひとおもいに刺された方が構えなくて済んだかも笑

 

 

別の病院で受けた約4年前の長男の検査の時も、そこまで緊張せず、痛みもほとんどなかった経験があるので、比較的落ち着いていられました。

麻酔もなし。

針を刺した瞬間もインフルの予防接種の方がよっぽど痛かった。

 

 

 

刺した位置はおへそからやや右側。

羊水採取の時間は数分。

 

その間、それまでお腹の下側にいたのに、モゾモゾと上ってきて針ににじり寄る中の人。

「あちゃー、反対側の方が広くなっちゃったねー」と言いつつ、全く動じない院長。

 

 

じっとしておいてーと、念じているうちに羊水採取は終わりました。

エコー画面が私にも見えたので、針と見つめ合う様子はハラハラしましたが、長く胎児の様子が見られて楽しかったです。

 

 

 

ん?

羊水検査の感想の最後が楽しかったって、おかしいような(笑)

 

 

 

やはり、1/2に怯える検査と、多分大丈夫、が前提の検査では、気持ちの持ちようがだいぶ違いました。

 

 

 

 

結果が出たら連絡しますと言われ、腕から採血をして終わり。

 

大学病院の時は少しの時間ベッドで休み、炎症を抑えるための抗生剤服用と、数日安静に、という指示があった気がしますが、

ここのクリニックは、特に制限なし、服薬なし。

病院によっていろいろなんだなー。

 

滞在は待ち時間含め1時間ほどでした。