本日の介護ブログ『センサーマット使用について』

昨日に引き続きセンサーマットについて皆さんで考えて見ましょう!昨日皆様からいただいた投稿のコメントは大変勉強になりました。ありがとうございました。

★センサーマットは抑制と決めつけるのではなく、そもそも利用者さんにとって抑制とは何か?ということを考えてみることが大切です。そしてセンサーマットの目的→『誰のために?』をしっかり認識した上で利用者さんが不快な思いやストレスを感じていないかを再度確認してみるといいかも知れませんね。

★厚生労働省『身体拘束ゼロの手引き』

禁止される「身体拘束その他入所者の行動を制限する行為」(以下、「身体拘束行為」といいます。)として、以下の11種類の行為を掲げています。

①徘徊しないように、車いすやいす、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。

②転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。

③自分で降りられないように、ベッドを棚(サイドレール)で囲む。

④点滴、経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひも等で縛る。

⑤点滴、経管栄養等のチューブを抜かないように、又は皮膚をかきむしらないように、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。

⑥車いすやいすからずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型抑制帯や腰ベルト、車いすテーブルをつける。

⑦立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるようないすを使用する。

⑧脱衣やおむつはずしを制限する為、介護衣(つなぎ服)を着せる。

⑨他人への迷惑行為を防ぐため、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。

⑩行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服用させる。

⑪自分の意思で開けることのできない居室等に隔離する。