THIS IS REVIEW ONE BY ONE
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【3枚目】RINGO

「ビートルズのメンバーの名前、全員言えますか?」


これは僕が某レコード屋の面接を受けたときに

実際に訊かれたことです。


当時、僕もまだ若かったし、

「愚問です。なんならミドルネーム付きで答えましょうか?」

「リンゴの本名はリチャード・スターキー。

なぜリンゴって言うかも答えたほうが良いですか?」なんて

一番やっちゃいけない感じの回答をしたにも関わらず、

そんな僕を採用してくれた佐藤さん、古川さん、

その節はありがとうございました。


さて、そんなリンゴ・スターですが

みなさんの中でリンゴはどのような

立ち位置でしょうか?


ビートルズのドラマーとしてのリンゴについては

またゆっくり別の機会に話したいのですが

今日はシンガー・リンゴの魅力を紹介したいと思います。


ビートルズの解散が発表されたのは1970年。

(事実上は1969年なんだけどね)


解散後、リンゴは2枚のアルバムを発表した後、

物凄いアルバムを完成させます。


それがこれです。


THIS IS REVIEW ONE BY ONE-ringo
RINGO STARR

RINGO


ビートルズを好きな方ならご存知の通り、

彼は自分ひとりで作った曲があまり有りません。


ビートルズ時代もリンゴがひとりで作った曲は

たったの2曲でした。(少な!)


それはソロ活動を初めてからも変わらず、

この作品でも共作含めてリンゴは4曲しか

作曲に関わっていません。(す、少な!)


でもまぎれもなくこのアルバムは

リンゴにしか作れないアルバムなんです!


「じゃあこのアルバムの何がリンゴで、

何が素晴らしいんだよ!」


お答えしましょう!


このアルバムはリンゴの人間性そのものなんです!

あの人懐っこい、フレンドリーな

リンゴスターそのものなのです!!


リンゴの周りには沢山の仲間がいます。

いつも色んなミミュージシャンが

彼の作品には参加しています。


そしてなんとこのアルバム、

ビートルズ解散から3年という時期に、

ジョン、ポール、ジョージが参加しているのです!


ビートルズ解散後、初めてメンバーがセッションした

ことで当時、かなりの話題になったそうです。

(その話題、今ならすぐRTするのにー!)


ジャケットにも注目してください!!


THIS IS REVIEW ONE BY ONE-asd

「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」の

パロディーのこのジャケット、よーく見てください!


ジョンとポールとジョージがいるんです!!

もっというと、ジョンの横にはヨーコがいるし、

ポールの横にはリンダがいる!!

ジョージはハレ・クリシュナのバルーンを持ってる!


リンゴのビートルズ愛でいっぱいなんです!


僕は小学校5年生の頃、

このレコードを静岡の呉服町にあるスミヤで

買ってジャケットをニヤニヤ眺めながら

ビートルズのメンバーを発見して

バスの中で大声を出しちゃいました。



もちろん内容も素晴らしいんです!


ジョンが作った曲も、

ポールが作った曲も

ジョージが作った曲も、

どれもがリンゴへの愛で溢れています!


きっとメンバーそれぞれが

リンゴを想い書いた曲なんでしょう。


そしてそれに応えるように、

作詞も作曲も苦手なリンゴが書いた

「EARLY1970」が本当に素晴らしい!!!


この歌詞はビートルズの中でも

リンゴにしか歌えないでしょう!!


この曲の中でリンゴは3人の男の事を

歌っています。


「羊をいっぱい飼っている」のはRAMを

出したばかりのポールのことで、

「日本人の彼女と自由を叫んでいる」のは

ジョンのこと、

「内股で髪の長いギター弾き」はジョージ。


そして彼らに向けて

「町にきたら僕と一緒にプレイしてくれるかな」

「僕が町に行ったら3人共みんなに会いたいな」

とリンゴは歌っているんです…。



リリリリリリンゴー!!!!!!!!!



リンゴスターはビートルズのドラマーです。

でも僕は彼が歌う人間味あふれる歌が

本当に大好きなんです。


沢山アルバムは出てますので順番に

聴いていって欲しいのですが

迷ったらまずはこの「RONGO」をおすすめします!!


【2枚目】PESELA-QUESELA-IN

UNDER FLOWERってレーベル、
みなさん御存じですか?

僕は中学生くらいの頃からずっと
このレーベルに夢中なんです!

今でもずっと!

UNDER FLOWERには
初期ZEPPET STORE、Soft Touch、
SUNNYCHAR、Tirolean Tapeなど
当時の僕の音楽概念をひっくり返してくれる
ような素晴らしいバンドが沢山いました。

僕と弟はとにかくこのレーベルに夢中になりました。

僕がZEPPET STOREを買ってこれば
弟がSoft Touchを買ってきて

お互いの部屋を行ったり来たりしては
夜な夜な聴いていました。

もっとこのレーベルが知りたくなって
「See-See-You, Tomorrow」
「Happy Day, Happy Time!!」
「Enchanted By The Flowers」
という3枚のコンピレーションを買いました。
※探したけど部屋に無い…。ショック!

その3枚のコンピで僕はあるバンドに
出会いました!


PESELA-QUESELA-IN


後にBEAT CRUSADERSとして活躍する
ヒダカトオルさん率いるバンドです!

とにかく僕は彼らに夢中になりました!

ネオアコもギターポップも解らなかった僕にでも
簡単に解るポップさ!楽しさ!切なさ!

でも悲しいことに何の情報もないんですよ。
インターネットもない時代です。
もうひたすら3枚のコンピレーションを聴くだけです。

そんなある日、遂にアルバムを発見するのです!

これだ!1、2、3!!

THIS IS REVIEW ONE BY ONE-1254
PESELA-QUESELA-IN
Anthology

これ、本当に名盤なんですよ!!

M-1「All I Want Is You」なんてイントロと
サビのコーラスだけで泣けます!!

僕がDJするときに必ずかける
M-3「Strawberry Statement」と
M-11「Grasshopper Blues」も超名曲だし
(お客さんに「この曲誰ですか?」ってよく訊かれる!)

M-4「Roly-Poly」のリコーダーを
練習した甘酸っぱい思い出もあったり

歌もギターもビートルズっぽい
M-5「Faburous Girlfriend」は
いつ聴いてもニヤニヤしちゃいます。

全曲に思い入れがあるからキリがない!
でも本当に全曲素敵なんですよ!

BEAT CRUSADERS前夜のヒダカトオルを
是非聴いてみてほしいです!!

残念ながらこのアルバムはもう手に入らないんですが
2002年にラストラムからリマスター盤が
出てます!!こちらを是非ー!!!

これね。

THIS IS REVIEW ONE BY ONE-25
PESELA-QUESELA-IN
REMASTERPIECES

このアルバムはまだ手に入ると思いますので
是非探してみてください!!

僕がDJでいつもかけてる「Grasshopper Blues」は
こっちのバージョンです!

あ、もうひとつ!

PESELA-QUESELA-INのメンバーであり、
初代BEAT CRUSADERSメンバーでもあった
岩原さんがやってたBROKEN SPACEも
素晴らしいので是非聴いてみてください!

【1枚目】MAGICAL MISTERY TOUR

THIS IS REVIEW ONE BY ONE、

始めますよ!


あ、先にこのブログの趣旨をもう1回

書いておきますねー。


このブログでは私、ONE BY ONE RECORDS

柴山順次が愛するCD/レコードを

自宅のCDラック、レコードラックから引っ張り出してきては

紹介するブログでございます。


ジャケの画像も今は簡単にネットから拾えますが

あくまでも自分の持っているCD/レコードの

写真をそのまま載せます。


CDケースの割れ、レコードジャケットの黄ばみや汚れも

僕とその音源の歴史の大事なひとつ。

そこまで感じて頂ければ嬉しいです。


ということで早速始めますよー。


記念すべき第1回目はもちろん!

ザ・ビートルズ!!


今更僕が紹介するまでもなく、

みなさん御存じのあのザ・ビートルズですよ。


僕は今32歳なのでもちろんリアルタイムではないのですが

幼稚園くらいの頃から親父が順番に

アルバムを聴かせてくれたおかげで、

ビートルズ疑似リアルタイムを体験できたんです。


僕には僕のザ・ビートルズがあるように

あなたにもきっとあなたのビートルズが

あると思うんですよね。


ほら、よく「ビートルズのアルバムで何が一番好き?」って

会話、しませんか?しますよね!


パストマスターズ、青盤赤盤、アンソロジーシリーズや

LOVE、1、NAKED、BBCはちょっと外して、

今日はオリジナルアルバム13枚から話をしましょうか。


何が一番好きかって言われたら

即答は出来ないですよね。うん、無理だ。

その日の体調、天気、予定、朝ごはん、見た夢…

そういう状況状況で僕は変わるんですよ。


このブログが続く限り、いつかは全部紹介することに

なるとは思います。だって全部好きだもん。


なので今日のテンションで選ぶとしたら…


これ!!ドーン!!!


THIS IS REVIEW ONE BY ONE-mmmmm

THE BEATLES

MAGICAL MYSTERY TOUR


つい最近まで僕らONE BY ONE RECORDSは

レーベルツアーをしていたのですが

そのツアータイトル、覚えてますか?


そう!「MAGICAL ADVENTURE TOUR」です!

言うまでもなく元ネタです!


アルバムももちろん素晴らしいのですが、

この「MAGICAL MYSTERY TOUR」、

実は映画にもなっているんです。


企画、制作全てをポールが行っているんですが…。

この映画がとんでもないんです(笑)。


「ビートルズがマジカルでミステリーな

バスツアーに参加して様々な事件あが起きる!」

なんてキャッチフレーズがデカデカと書いてあって

少年時代の僕はワクワクしながら映画をみたわけですよ!!


でもまったく何も起きないんです(笑)

バスに乗って移動はしていくけど

合間合間にがアルバムの曲の

イメージビデオが流れていくだけなんです!


おーーーーい!!!!!

ポール君?????

どうなってるかね、ポール君????


それが小学生の僕が見た最初の印象。


それでも見まくるわけですよ。

来る日も来る日もこのビデオを見まくるわけですよ。


そしたら気がつくんです!!


「もしかしたらこれはプロモーションビデオ集なのでは?」


すぐ親父に問い詰める!!

すると親父はこう言ったんです!!


「順次、これは世界初のプロモーションビデオとも言われているんだぞ」


うおー!!!!!ポール君!!!!!

やっぱすごいよ、ポーーーーーール君!


確かによく見るとPVだ!


美しい映像とポールの間抜けさのアンバランスが

実にすばらしい「The Fool on The Hill」


サイケデリックでめちゃくちゃかっこいいんだけど

どこかシュールな「I am The Walrus」


ポール死亡説で有名は黒バラを胸にさした

タキシード姿で不思議なダンスを披露する

「Your Mother Shoud Know」


と、名曲の数々が映像で見れるなんて!!

贅沢言ってごめん、ポール!

世の中にPVなんて無い時代に

これを見せられたあの時代に生きる音楽ファンは

そりゃあ度肝抜かれたことでしょう!!


このアルバムをよーく聴いてから

この映画を見ると本当に楽しめますよ!!


気づいたらアルバムの話より映画の話に

なっちゃいましたけど、映画もアルバムも是非!!


さて!今から映画見ようかな!!

REVIEW始めます

こんにちは!

ONE BY ONE柴山です!


みなさん、CDやレコードやバンドに対する思い出って

色々ありますよね?


僕もいっぱいあります!


幼稚園の頃から親父のビートルズ教育を受け、

小学校時代にはビートルズはもちろん、

ローリングストーンズ、ビーチボーイズ等、

親父のレコードラックから拝借しては聴きあさってました。


中学時代はそれまでの反動からか

X JAPAN、LUNA SEA、ZI÷KILLなどの所謂V系、

COBRA、ラフィンノーズなどのPUNKを聴くようになりました。

5時SATや宝島の影響も大きいですね。バンドやろうぜ、とか。


それでインタビューとか読み漁るわけですよ。


それでhideさんがよくインタビューで

DAMNEDとかSEX PISTOLSとかTHE ADICTSって

名前を出していたから海外のPUNKも聴くようになって。


そうすると今度はSNUFFやBAD RELIGIONにたどり着いて

OFFSPRINGやGREENDAYが出てくるんです。


そこからはもう止められないですよ。


高校の頃はバイト代は全部CD、レコード、ライブに使いました。


よく行ってたレコード屋は

ANSWER、円盤屋、DISK HEAVEN、バレンタイン、アーチ、

FILEUNDER、グリッターズベスト、S.I.H、IN FRONT、Stiff Slack、

中古だったらバナナレコード、円盤屋中古専門店、ピーカンファッジ、

グレイテストヒッツ、サウンドベイ、ハイファイ堂、とかかな。

もちろんタワレコ、HMV、GROOVEもよく行ってましたよ。


あの頃買ったCDやレコードはもう数えきれないくらい

莫大な量になり、マンションと実家に分けておいています。

本当はいつでも聴けるように全部手元に置いておきたいんですけどね。


そういえば結婚して最初にもめたのはCD/レコードの収納でした(笑)


そんな僕の思い出いっぱいのCD/レコード達を

このブログを使って紹介していこうと思います。


ONE BY ONEのバンドを応援してくれるみなさんに

このブログが色んな音楽に触れるきっかけになれば

めっちゃ嬉しいです。


そうなったら今度は一緒にお酒でも飲みながら

語りたいですね。


専門用語や、抽象的な表現は一切使わず、

誰が読んでもその音楽を聴いてみたくなるような、

そんなレビューを書いていきたいですね。

そこに僕の思い出も絡ませたりして。

え?それいらない?


まあまあ。


ではTHIS IS REVIEW ONE BY ONE、始めます!!