私には、長くニューヨークに住んでいた友達がいます。
ニューヨークでは、体調が悪くなると病院に行こうか、セラピストのところに行こうか、という選択をするそうです。
セラピストが、かなり医者に近い地位にあるというのです。
(もちろん、これは個人の感覚やニューヨークに限らずかも知れませんが)

そんな友達が、日本に帰って来て驚いたのは、セラピストの多さ。
どこに行けばいいのか迷ったことはもちろん、それより驚いたのは

「セラピストなのに、身体のことも知らないって、どういうこと!?」と。

たしかに、セラピストは【療法士】です。
日本では、理学療法士や作業療法士は国家資格者なわけですから、セラピストもそれと同等と感じられても不思議ではありません。
だとしたら、セラピストが身体のことを知らないことを驚かれても仕方のないことです。

療法士ではなく、セラピストと言ってしまうと、日本ではなんとなく心や身体を癒してくれる人、というニュアンスで「セラピスト」を名乗っている感があります。

でも、人の身体に関わって行くのであれば、医者ほど熟知しないまでも、自分が施しているセラピーが、どこにどう作用しているのかくらいは、身体のことを知る必要があるのではないかと感じました。