こんばんは。
とうとう終わっちゃった『1789 バスティーユの恋人たち』
カテコ楽しかったですよね。
大ちゃんどんな挨拶したのかな?
観たかったなぁ。。
せめてもう1回観たかったです。
ま、江戸の仇は博多で打つって事でwww

さて、渡辺大輔さん帝劇デビュー作品 ←ここが一番大事ww
『1789 バスティーユの恋人たち』の感想です。

今回は大ちゃんの帝劇デビューってだけでなく
私自身にとっても忘れられない舞台になりました。

けどね。。。。。
おぼえてないのー泣

楽しかった。
すごかった。
鳥肌立った。
ってのは残ってるんだけど、あと曲もね。
だけど、あんまり覚えてない(;´・ω・)

いつもなら、1回観たら割と細部まで覚えてる方なんだけど。。。

ま、しかたないので、東京&大阪の感想纏めていきます。

5月 8日 帝国劇場  マチネ(2幕のみ)
ロナン    小池徹平
オランプ   夢咲ねね
マリー・アントワネット  凰稀かなめ

2幕目から席について観劇しました。
モニターでは、ルイ・ジョゼフのお葬式くらいから観てたかな?
かなり集中してたみたいでww
係りの人が「出演者が扉から出てくるので」って声かけてこられた時に、びっくぅっっええ!! ってなっちゃいました(笑)
声かけた人もびっくりしてた(^^;)

2幕目からだから、ストーリーよりもノリ。
音楽やらダンスやらですごく楽しめました。
スペクタキュルだっけ?を純粋に楽しめたかなと思います。
考えるより感じる舞台だなぁって思いました。


そして、5月22日 梅田芸術劇場 ソワレ
ロナン   加藤和樹
オランプ  神田沙也加
マリー・アントワネット  花總まり

この日は通しで見ることができました。
歌・ダンス・芝居で革命に向かっていく様が
スピーディーに、かつ、華麗に力強く綴ってあったなぁって思います。
ものすごくタイトな時間で、フランス革命の概要をお勉強できちゃう感じ。

第2身分の僧侶達はほとんど出てこないからアレだけとww
国王・王妃を筆頭とした第1身分と、ロナン達第3身分の隔たりが、とっても鮮明に描かれているなぁって思いました。

フライヤーの並びも、向かって左側が革命派。右側が王党派(でいいかな?ちっょと意味が違ってくるけど(^▽^;)できっちり左右に分かれてて交わらない。
そして身分の差を超えたロナンとオランプが間にいるって感じだなぁって思ってたので。
舞台では、目に見えない「身分の壁」や物理的な「壁」を吊り橋みたいな装置で表現されてました。と思いました。

またこのつり橋が、とっても優秀。
私の中で、レ・ミ(オリジナル)のバリケードに匹敵するくらいの優秀さ。
すっごく好きです。

さて、考えるより感じる舞台だと書きながら、物語について考えてみましたw
考えるの好きなので。わはははわはは

物語はロナンの復讐と恋を中心に回っていきます。
けど、私はロナンよりも、やっぱりフランス革命が主軸の物語だと思います。

ていうか、ロナンを中心に感想書けないんです。
私の頭の中のイメージが、革命を中心にロナン達と貴族社会が螺旋状に絡みあって、交差して爆発(革命)って感じになってるので。。。(^▽^;)

ペイロールに父を殺されて、村を出てパリに着いたロナンは、デムーランやロベスピエールと出会い、職を得て生活できる基盤と、今を変えようとする志を持った仲間と希望を手に入れます。
そして学びも。
憎む対象でしかなかった貴族に対しても、オランプを通して傲慢な人間だけじゃない事を理解していく。
最後、ロナンはあっけなく死んでいくけど、私はとっても納得できました。
自由と平等の為に、命を懸けた名もなき人々がいた。
その人たちがいたから、現代の私達が人権や自由を当たり前に享受出来てるんだなって。
だから、ロナンは象徴だったのかなって思います。
民衆・農民の代表であり、彼を通して人権とは、自由とは、平等とは、友愛とは何かを体験していく作りかなぁって思いました。

そしてもう一つの世界。
マリーアントワネットを中心とした貴族社会ですね。
特にアントワネットは貴族社会のアイコンになってますよね。
享楽的だから王家が腐敗していった、革命が起きたのは彼女のせいだ的な。
けど、一人の女性としては、沢山の制約や義務に縛られていていたんですよね。
逆に彼女の方が自由がなかったのではないのかな。

そしてそして一番自由だった革命家たち。
学問が出来て、思想を語る事ができる人々。
あれぇ。。こんなして書くと、革命家が主役になっちゃうぞ(;´Д`)

うん、でもやっぱり、フランス革命が主役になるんですよね。
一番上にいる人たちも、一番下にいる人たちも、結局自由がなかった。
真ん中にいる比較的自由な人たちが、一番下の人たちを救おうとして革命を起こして、結果、一番上にいる人たちも自由とは何かって教えたみたいな?
相変わらずうまく言えないんですけどwwwww

纏めると、やっぱり
革命万歳!!
これにつきます。

だからスペクタキュルなんだ。うん。
革命のお話はみんな知ってるし、特にフランス人は自分たちの歴史なんですよね。
みんな知ってる歴史を、エンタテイメントとして上質のものに仕上げる為のスペクタキュル。
装置も衣装も素晴らしいし、曲もとってもキャッチ―で、耳に残るし歌えるし。
ダンスは迫力あるし、バリエーションもすごいなぁって思いました。
振り付けの方は3名ですよね。
貴族は優雅に華麗に、革命家や民衆は力強く。
ショーとストリートとそしてコンテンポラリーがそれぞれのシーンや心情をダイレクトに伝えてくれて、めっちゃ熱くなりました。
そうそう、クランプってストリートの子たちのバトルから生まれたダンスでしたっけ。
民衆の怒りや不満の爆発を表現するには最高のダンスですね。
めっちゃ鳥肌立ちました。

東宝はライブCDだけしか出さないから無理だとは思うけど。
モーツアルトはDVD出てるけど、例外だと思うし。
けど、この舞台は観てナンボですよ
観て、感じて、熱くなる舞台。
無理だとは思うけど、できるだけDVDを検討して頂きたいです。
そして来年は、ぜひ全国公演を
私は博多座の怪人になると思いますwww
もちろんキャストの変更なで。
お願いします東宝さん<(_ _)>



と言う事で、感想終わります。
次はキャストさんの感想頑張ります。
何時になるやらw