こんばんは(*^-^*)
今日2回目
3回目もあるかもwww

お片付け第2弾
【ドラマティック古事記】の感想です。

開演前に、背景を描かれたマークエステルさんのインタビューがありました。
フランス人画家なんですけど、日本の神話に魅せられて、神話を題材に絵を描かれてます。
日本の神社にも奉納したりされてるみたいです。
マークエステルさん、私初めて知りました。
ぱっと見、マリー・ローランサン的なタッチに見えた。
でもよく見ると、シャガール的な要素がつよいかな。
ってシャガールとも交流があったらしいお話もされてましたね。

興味深かったのが、司会の方が多神教の世界は日本にしかないって言われた時、被せ気味に「多神教の世界は日本だけじゃないよ」っておっしゃったこと。
ですよね。
有名どころではギリシャ神話、ローマ神話、北欧神話。そしてエジプト(これも神話ですよね)
ただ、現代に残っているのは遺跡だけ、神話だけ。
アミニズムがそのまま生活の中に残っているのが日本なんですよね。
この話聞いてて、このおじさんとお話したいって思いましたw

さて、本編です。
BGMと共に舞台上にマークエステルさんの絵が次々に映し出されます。
イメージは宇宙の誕生。混沌。そんな感じでした。
そして、ババーンって「古事記」の文字が
めっちゃ大河ドラマ的
私映像使うのあんまり好きじゃない人なんですが、このオープニングは大好きでした。

舞台はシンプルで、階段状のセットと和太鼓がおいてあったかな。

1幕目のキャストさん
イザナキノミコト・・・・西島数博
イザナミノミコト・・・・浅野瑞穂
語り部・・・・・・・・・・・柴田美保子
和太鼓・・・・・・・・・・佐藤健作
ヨモツカミ・・・・・・・・青 蓮
アンサンブル
2幕目。
スサノオ・・・・・・河野鉄平
アマテラス・・・・舘形比呂一
タヂカラオ・・・・橋本直樹
アメノウズメ・・・本田真理子
語り部・・・・・・・柴田美穂子
和太鼓・・・・・・佐藤健作
アンサンブル&コロス

イザナキノミコト・・・・西島数博
イザナミノミコト・・・・浅野瑞穂
でした。


内容は、みなさんご存じの国生みから、アマテラス・ツクヨミ・スサノオの三貴子が生まれるまでと天の岩戸事件wwのお話。

ほぼダンスだけでつづられる1幕目。
歌なかった。。たぶん影歌もなかったと思います。
音楽は、BGMと和太鼓のみ。

2幕目から歌が入ってきました。
でもソロはスサノオのみ。あとはコロス。
他はすべてダンス表現です

高天原の神々の踊りは、モダンバレエかな。
背景は、高天原に降り立った男女二神が棒で海を掻きまわすところが描かれていました。
その絵の前に、西島さんと浅野さんが立つんですが。。。
初め気づいたのは影が絵と同じだなってことでした。
他のダンサーさんたちの影も、背景の絵に映し出されてて
絵の中のシーンが動き出したみたいな感じを受けました。
で次に気づいたのが、出のポーズが絵と同じなこと。

背景は物語の一編を切り取って印象を与え、人の動きと影とでその物語を多角的に表現してたのかなぁって思いました。
そこに、ナレーションが入ってくる。
私見てて、紙芝居と影絵とダンスプレイを一度に観せられてる気分になりましたもん。
すごく面白かった

それに2幕目は、オペラ見てる感じが強くて。
一度に3つくらいの舞台見た気分になりました。

西島さんと浅野さんのダンスは素晴らしいし
河野さんのバスは響き渡るし。
柴田さんのナレーションは不思議に響きがあって
佐藤さんの和太鼓は鳥肌もの。
物凄く贅沢で不思議なミュージカルでした。

ただ残念だったのは、舘形さんがあんまり踊ってくんなかった
というか、ものすごく抑えたダンスだった事。
ソロはあったし、内面の表現とかスゲーって思ったんですけどね。。。
私が満足しなかっただけで(^▽^;)
はい、わがままです。

でも、性別を軽々と超えていくのは、流石と言うか。
やっぱり舘形さんだなぁって思いました。

で、帰って読みかけで1年ほっといた古事記を引っ張り出しました。
続き読むのはいつだろうかって感じですけどねw

お片付け第二弾終わります。

これは第3弾まで行くかも(*^-^*)