昨日、松本公演をもって、無事幕を下ろした『familia』
大ちゃんもブログ上げてくれましたね
大分お疲れだったみたいだけど。。
私はジルも好きだけど、青いお衣裳が好きなんです
しかし、大ちゃん若返ってるよwww
大ちゃんお疲れさまでした。
さて、ちょっとした感想は書いてたけど、大千穐楽も終わったことだし、兵庫・東京で感じたことを纏めておきます。
ほとんど記憶のカナタに行っちゃってますけどね
あ、それと、あくまで、私の感想ですから、そこんとこご理解ください。←念押し
まずは、当たり障りなくwww
セットのこと。
ポルトガルの装飾タイル『アズレージョ』をモチーフに傾斜のついたボックスが上手下手側にそれぞれ4つずつ組んでありました。
後方に行くにつれて、高くなって行くんです。
なんか、丘とか坂とかを想わせてくれる感じですね。
その上に吊り物があるんですが、これは波がモチーフで、舞台全体の色は『青』。
大航海時代のポルトガルの栄光と、それを背景に『今』を生きて、岬から海を眺める。
そんな印象を受けました。
で、このボックスが動いたり、ボックスの中からカウンターが出てきたりと、場面や場所がすっと転換されるので、すごく簡単に自分の頭も切り替えられるんです。
駅だったり、Bar『familia』だったり、街中だったり。。。
本当にTSさんのセット大好きです。
暗転になる時も、その印象があるから気にならない。
私暗転多い舞台ダメなんですよね。。集中切れちゃうから。
そして、ここから本題。
私、兵庫の時、とても混乱してしまいました。
まぁね、革命ってキーワードに固執してたのもあるんですけど。。。
でも東京ではちゃんとお話の中に入っていけました。
テーマは『絆』や『家族』『子から親への想い』『親が子供にもつ想い。
親子の繋がりって、切っても切れないんだなぁとか、国籍がないことの不安定さとか色々考えました。
また、カーネーションが要所要所で使われてたんで、帰って花言葉ググっちゃった。
カーネーション全般の意味は「無垢で深い愛」
で、舞台で使われていた赤の意味は「母への愛」そして「あなたに会いたくてたまらない」でした。
この赤いカーネーションの意味って、エヴァとアニーバルの気持ちにドンピシャですよね。
我が子に会いたい。
愛した人に会いたい。
私は愛されて生まれてきたのか。
父に会いたい。母に会いたい。
姉弟の様に育っても、父と呼び息子と呼びあっても、心の穴は埋められなかったんだなぁって。。。
そしてエヴァ親子に限らず、この物語に出てくる孤児だった人達や、Bar『familia』に集まる人々。
国家を憂う革命派の人々。
彼等にとってもカーネーションは、家族・友人・共同体・国家に対する、純粋な『愛』のモチーフだったんだなって思ったり。
カーネーションと『あなたに捧ぐ』の歌詞が、この物語の主題をちゃんと物語ってくれてたんだなぁって、東京の時ようやく納得出来ました。
特に、『あなたに捧ぐ』は、親から子へ、子から親へのゆるぎないメッセージで、一幕目の伏線が、二幕目に回収されて、すべてがつながった時のエヴァとアニーバルのやり取りに、父が亡くなった時の自分の気持ちとか、お墓参りするまで、ものすごく時間がかかった事とか、お参りした後の感覚とかが蘇ってきたりしました。
すごくエヴァの気持ちにシンクロしちゃった。
あと、エヴァたちや革命派の言葉の端々に、自由(フリーダムではなく、リバティーですね)は、決して努力なしには手に入れられないってことを考えさせられました。
日本に生まれて、国家とか自由とか深く考えずに生活できる自分がどれだけ恵まれてるか。
それを改めて考えることができたかなって思います。
ただ、私的に、戦闘場面がとても浮いて感じられました。
東京の感想で「セットの圧迫感から背景が革命である事を感じられた」って書いたんですが、ダイレクトにその場面を見せるより、革命自体は匂わせるくらいに止めてくれてた方が、より納得できたかなって思います。
情勢はフェルナンドがかなり説明してくれてるし、レジスタンスの動きもちゃんと出てるのに、戦闘場面を入れる必要があるのかなぁって。←あくまで私の感想ですよ。
ここ、大ちゃんの見せ場なんですけどね。。。
時代という縦糸と、そこに生きた人々という横糸が、私の中でこんがらがっちゃったのかなぁ
なんか、纏まんないや。。。
時間もたってるしww
年末だし
って事で、終わりますw
ここまで読んでくださってありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 追 記 ◆◇◆◇◆◇◆◇
やっぱり、追記しときます。
あくまで私が感じたことです。←念押し
初見時、何で混乱したのか色々考えたんです。
それで『familia~4月25日誕生の日~』には、テーマが2つあったんじゃないかなって思いました。
家族の繋がりと革命の2本立て。
革命が背景ではなくテーマの一つだったんじゃないかなって。
東京では、「族のお話」ってことに集中してたから、素直に感動できたんですけどね。
ちょっとだけ、最初のモヤモヤが残ったことも事実です。
歴史を扱った作品では、それを全面に押し出して、人物を絡めるのか。
人物のを全面に押し出して、あくまで時代は背景なのか。
そこを整理しないとテーマがぼやけてしまうと思うんです。
きっと、斎藤さんと謝先生の描きたいものがぶつかったように感じたのかな。。
切り替えられなかった要因の一つが、これなんじゃないのかなぁって感じました。
おわります<(_ _)>
大ちゃんもブログ上げてくれましたね

大分お疲れだったみたいだけど。。
私はジルも好きだけど、青いお衣裳が好きなんです

しかし、大ちゃん若返ってるよwww
大ちゃんお疲れさまでした。
さて、ちょっとした感想は書いてたけど、大千穐楽も終わったことだし、兵庫・東京で感じたことを纏めておきます。
ほとんど記憶のカナタに行っちゃってますけどね

あ、それと、あくまで、私の感想ですから、そこんとこご理解ください。←念押し

まずは、当たり障りなくwww
セットのこと。
ポルトガルの装飾タイル『アズレージョ』をモチーフに傾斜のついたボックスが上手下手側にそれぞれ4つずつ組んでありました。
後方に行くにつれて、高くなって行くんです。
なんか、丘とか坂とかを想わせてくれる感じですね。
その上に吊り物があるんですが、これは波がモチーフで、舞台全体の色は『青』。
大航海時代のポルトガルの栄光と、それを背景に『今』を生きて、岬から海を眺める。
そんな印象を受けました。
で、このボックスが動いたり、ボックスの中からカウンターが出てきたりと、場面や場所がすっと転換されるので、すごく簡単に自分の頭も切り替えられるんです。
駅だったり、Bar『familia』だったり、街中だったり。。。
本当にTSさんのセット大好きです。
暗転になる時も、その印象があるから気にならない。
私暗転多い舞台ダメなんですよね。。集中切れちゃうから。
そして、ここから本題。
私、兵庫の時、とても混乱してしまいました。
まぁね、革命ってキーワードに固執してたのもあるんですけど。。。
でも東京ではちゃんとお話の中に入っていけました。
テーマは『絆』や『家族』『子から親への想い』『親が子供にもつ想い。
親子の繋がりって、切っても切れないんだなぁとか、国籍がないことの不安定さとか色々考えました。
また、カーネーションが要所要所で使われてたんで、帰って花言葉ググっちゃった。
カーネーション全般の意味は「無垢で深い愛」
で、舞台で使われていた赤の意味は「母への愛」そして「あなたに会いたくてたまらない」でした。
この赤いカーネーションの意味って、エヴァとアニーバルの気持ちにドンピシャですよね。
我が子に会いたい。
愛した人に会いたい。
私は愛されて生まれてきたのか。
父に会いたい。母に会いたい。
姉弟の様に育っても、父と呼び息子と呼びあっても、心の穴は埋められなかったんだなぁって。。。
そしてエヴァ親子に限らず、この物語に出てくる孤児だった人達や、Bar『familia』に集まる人々。
国家を憂う革命派の人々。
彼等にとってもカーネーションは、家族・友人・共同体・国家に対する、純粋な『愛』のモチーフだったんだなって思ったり。
カーネーションと『あなたに捧ぐ』の歌詞が、この物語の主題をちゃんと物語ってくれてたんだなぁって、東京の時ようやく納得出来ました。
特に、『あなたに捧ぐ』は、親から子へ、子から親へのゆるぎないメッセージで、一幕目の伏線が、二幕目に回収されて、すべてがつながった時のエヴァとアニーバルのやり取りに、父が亡くなった時の自分の気持ちとか、お墓参りするまで、ものすごく時間がかかった事とか、お参りした後の感覚とかが蘇ってきたりしました。
すごくエヴァの気持ちにシンクロしちゃった。
あと、エヴァたちや革命派の言葉の端々に、自由(フリーダムではなく、リバティーですね)は、決して努力なしには手に入れられないってことを考えさせられました。
日本に生まれて、国家とか自由とか深く考えずに生活できる自分がどれだけ恵まれてるか。
それを改めて考えることができたかなって思います。
ただ、私的に、戦闘場面がとても浮いて感じられました。
東京の感想で「セットの圧迫感から背景が革命である事を感じられた」って書いたんですが、ダイレクトにその場面を見せるより、革命自体は匂わせるくらいに止めてくれてた方が、より納得できたかなって思います。
情勢はフェルナンドがかなり説明してくれてるし、レジスタンスの動きもちゃんと出てるのに、戦闘場面を入れる必要があるのかなぁって。←あくまで私の感想ですよ。
ここ、大ちゃんの見せ場なんですけどね。。。
時代という縦糸と、そこに生きた人々という横糸が、私の中でこんがらがっちゃったのかなぁ

なんか、纏まんないや。。。
時間もたってるしww
年末だし

って事で、終わりますw
ここまで読んでくださってありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 追 記 ◆◇◆◇◆◇◆◇
やっぱり、追記しときます。
あくまで私が感じたことです。←念押し
初見時、何で混乱したのか色々考えたんです。
それで『familia~4月25日誕生の日~』には、テーマが2つあったんじゃないかなって思いました。
家族の繋がりと革命の2本立て。
革命が背景ではなくテーマの一つだったんじゃないかなって。
東京では、「族のお話」ってことに集中してたから、素直に感動できたんですけどね。
ちょっとだけ、最初のモヤモヤが残ったことも事実です。
歴史を扱った作品では、それを全面に押し出して、人物を絡めるのか。
人物のを全面に押し出して、あくまで時代は背景なのか。
そこを整理しないとテーマがぼやけてしまうと思うんです。
きっと、斎藤さんと謝先生の描きたいものがぶつかったように感じたのかな。。
切り替えられなかった要因の一つが、これなんじゃないのかなぁって感じました。
おわります<(_ _)>