こんばんは♪
蒸し暑い日でしたね~
雨が降り切らずにムシムシムシムシムシムシ・・・・
さて、感想公開であげることらしました。
昨夜アメ限で書いたヤツなんですけどね
毒吐きだしてスッキリしたのでww
推敲して、続きも書いて完成させました。
ネタバレ・・・はしてるかもしれないし、してないかもしれないwww
感想とネタバレの境が分らないので(^▽^;)
ネタバレしてたらごめんなさい。
それでは始まり~
えーと、わたくしクンツェ氏・リーヴァイ氏コンビの作品は、「レベッカ」を除いて初演から観てるんです。
でね『エリザベート』『モーツアルト』『マリー・アントワネット』全ての作品で、主役の対比になる人物がいるんですね。
ご覧になってる方はご存じでしょうけど、これ書かないと続かないので(;´▽`A``
エリザベートならトート(死)。
マリー・アントワネットならマルグリット(革命に身を投じる女性)。
モーツアルトならアマデ(自分の中の天才性)。
で、今回は誰だろう?って考えながら見てました。
↑ 新幹線の中でプログラム読んだら同じ事書いてあったwww
初めは姉のメアリーかなって思ったんですけど。。。
(ベスと同様に母は亡く父に見捨てられた女王ですから)
ヘンリー8世は尊敬する存在。
メアリーは現女王であり、尊敬しなければならない人で、でもべスにとっては同じ父を持つ一番近しい身内で、今誤解があっても、いつかは分かり合える日が来るって信じられる存在。
アスカム先生は違うし・・・って消去法で消していってました ← もっとこう。。素直に観ろよww
結果、母アン・ブーリンなんじゃないかなって思いました。
彼女の登場はあるお供と一緒なんですけど、視覚的にも、また、彼女のセリフ(歌)の中にも「・・・じゃないかな~」って思わせる部分があって。
彼女はべスにとって「誇り」「女性性」「不名誉」そして「死」の象徴なんだなって思います。
だから、姉でも父でも、ましてや恋人でもなく、彼女を揺り動かすのは、やっぱり母アン・ブーリンなんじゃないかな。
前記事にも書きましたが、星の定め・導きによって迷いながら、壁にぶつかりながら女王への道をべスは進んでいくんですね。
父もなく母もなく、孤独な中でも王女としての誇りを持ち、静かに暮らしていたべスに災いが静かに近づいてきます。
姉メアリーは父が制定した国教を廃止し、カトリックの信仰を強要。
逆らう者は幽閉もしくは処刑。
その圧政に耐えかねた民衆からは、べスを推す声が日増しに高まっていました。
そんな中、知識はあっても、その使い方を知らない誇り高い少女は、市井に生きるロビンと出会います。
彼によって人を愛すること、市井の人々の真意を知るきっかけ、少女から女性になり、そして別れを経験するべス。
物凄い勢いで大人になって行くんです。
それらすべてが、彼女が女王となるために星が定めた運命だったんだなって思いました。
さて、キャストさんです。
まずはエリザベスの花總まりさん。
すごく可愛らしい少女なべスでした
実年齢考えると、やっぱ化けも・・ゲ歩ゲホゲホ:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)
私の中の彼女は、女王役者なんですけど、宝塚時代はとても硬いイメージの娘役さんでした。柔らかさがないというか。。。。
相手役に対してバリアを張ってる感じ。上手く言えないんですけど。。。
タカちゃんとのコンビを観てないので、それ以前の相手役さんたちに対してなんですけどね。
でも今回は、とても柔軟でしかも威厳がある(これは彼女の十八番)べスを作り上げてました
すごいなって思ったのは、やっぱりラスト
女王になる道を選び指輪をとるところから、ぐぐぐ~ってオーラが増して行って、和樹のロビンがかすんじゃった
そしてロビンの加藤和樹さん。
ロックなロビンでした。歌は流石に安定してるし、伸びるし。
んで、ちょっとナヨ系。。。怒らないで
所作とかからかな~
あ違う、ちょっと影がある感じだ
ふってしたときに弱さが見える系
ウッドストックでの逢瀬は、べスに必至で手を伸ばすんですけど、なかなか届かなくて・・
彼等を隔てている壁が、身分の違い・立場の違いを象徴してるようでした。
ここの場面すごく好きです
意図的なんでしょうけどね。
ロミジュリを彷彿とさせてその先の悲劇(別れ)をイメージさせるって言う。
ま、それにまんまと引っかかりましたよwww
お互いに、結婚も恋もしないってセリフがあったり、戴冠式でべスからもらった花を抱きしめるシーンがあって、なかなかに切ないロビンなんです。
でも最後のシーンで、べス・ロビン・アスカムのトライアングルからの暗転時、ロビンはベスとの愛を胸に未来を歩いていく人なんだなって思えるような表情で。。。
べスもバージンクイーンとよばれ生涯結婚はしてないし、史実と合わせてもお互いへの愛を貫いたんだなって思っちゃった。
次、メアリーの吉沢梨絵さん。
四季時代何度か彼女の舞台は観てるんですけど、割と可愛らしい印象が強かったんですね。
歌がうまいのは知ってましたけど、小柄な体から良くこの声が出るな~って
ジャズっぽい曲をパワフルに歌い上げてて、ソウルフルなメアリーでした
ヘンリー8世とアン・ブーリンへの憎しみと、カソリック教徒であり、強大なスペイン王家の血を引いている誇り。妹に対してもその怒りの矛先を向けるけど、かつての自分と同じ運命にある妹に対して、徹底して冷淡になりきれない印象を受けました。
そしてフェリペ平方元基さん
エリザの時、一番見たいルドルフだったんですが、ご縁がなくて。。。
梅芸でのマテの大楽の時、ようやくちょっとだけ観ることができたんです。
今回のレディ・べスはある意味、彼がお目当てでした
平方君見れただけで、もう大満足でございますwwww
一見、色ボケしたおバカな王子様な登場でしたが、なかなか~
私の印象のフェリペ王は、狡猾でそして物凄い秀才なんです。
で平方君のフェリペは、おバカな中に鋭さがちゃんとあって、彼の持ってるホヨンとした雰囲気が、いい具合に鋭さを隠してる感じが私の中のフェリペ王とマッチしました。
で、要所要所で伏線引いて、ちゃんと回収していく。なんて良いヤツ
歌は言うまでもないし
今回一番観たかった人見れて大満足 ← 大事な事(私にとって)は2回いう
最後、ベテランさんたち
まずは、
石川禅さんと
吉野圭吾さん
一番言いたいのは、英国男性の華麗なる病が、まさかこんなとこで出るなんて
って、一人ニヤニヤしてしまいました(///∇//)
禅ちゃん楽しすぎwww
本人も楽しそうにやってたしww
あの振り付けは絶対意識してやってるよねww
吉野さんの狡猾さもねぇ( ´艸`)
あ、吉野さんと言えば、今回も素敵なダンスを見せてくれました
パッセみて、そのまま私の目は吉野さん追っかけてましたよ
山口裕一郎さんと
涼風真世さん
山口さんは優しい中に厳しさのあるアスカム先生。
最初違和感があったんですね、歌い方と言うか声に。
で山口ファンの友達に、調子悪い?って聞いたら、全然。でもリラックスした感じだよねって言ってました。
ずっとプリンシパルだった方が脇に回って、実年齢に近い役を演じることで、別の意味での余裕を感じたのかなって思います。
そして涼風さん。
キャット・アシュリーはべスのお母さん的な役かなって思います。
父も母もない少女をアスカムと共に育んで、でもリヒテンシュタインのような厳格さだけでなく母性もある女性でした。
しかしカナメさん、いつまでも若いな~( ̄□ ̄;)
つーか、今回3人も実年齢無視してる人がいて、眼福眼福
初見の舞台って、割と1幕目は長く感じることのある私ですが、今回は全然長く感じなかったんです。
んで、観終わった後、違うキャストで観るとまた印象が違うのかなって思いました。
特にべスとメアリーの関係性やフェリペの印象が。
時間があったら、もう一回みたい
な~んて、もう次の予定を組もうとしてますwww
明日、明後日には確実にチケット取ってる自分がいるのが見える~wwww
と言う事で、感想終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
蒸し暑い日でしたね~

雨が降り切らずにムシムシムシムシムシムシ・・・・

さて、感想公開であげることらしました。
昨夜アメ限で書いたヤツなんですけどね
毒吐きだしてスッキリしたのでww
推敲して、続きも書いて完成させました。
ネタバレ・・・はしてるかもしれないし、してないかもしれないwww
感想とネタバレの境が分らないので(^▽^;)
ネタバレしてたらごめんなさい。
それでは始まり~

えーと、わたくしクンツェ氏・リーヴァイ氏コンビの作品は、「レベッカ」を除いて初演から観てるんです。
でね『エリザベート』『モーツアルト』『マリー・アントワネット』全ての作品で、主役の対比になる人物がいるんですね。
ご覧になってる方はご存じでしょうけど、これ書かないと続かないので(;´▽`A``
エリザベートならトート(死)。
マリー・アントワネットならマルグリット(革命に身を投じる女性)。
モーツアルトならアマデ(自分の中の天才性)。
で、今回は誰だろう?って考えながら見てました。
↑ 新幹線の中でプログラム読んだら同じ事書いてあったwww
初めは姉のメアリーかなって思ったんですけど。。。
(ベスと同様に母は亡く父に見捨てられた女王ですから)
ヘンリー8世は尊敬する存在。
メアリーは現女王であり、尊敬しなければならない人で、でもべスにとっては同じ父を持つ一番近しい身内で、今誤解があっても、いつかは分かり合える日が来るって信じられる存在。
アスカム先生は違うし・・・って消去法で消していってました ← もっとこう。。素直に観ろよww
結果、母アン・ブーリンなんじゃないかなって思いました。
彼女の登場はあるお供と一緒なんですけど、視覚的にも、また、彼女のセリフ(歌)の中にも「・・・じゃないかな~」って思わせる部分があって。
彼女はべスにとって「誇り」「女性性」「不名誉」そして「死」の象徴なんだなって思います。
だから、姉でも父でも、ましてや恋人でもなく、彼女を揺り動かすのは、やっぱり母アン・ブーリンなんじゃないかな。
前記事にも書きましたが、星の定め・導きによって迷いながら、壁にぶつかりながら女王への道をべスは進んでいくんですね。
父もなく母もなく、孤独な中でも王女としての誇りを持ち、静かに暮らしていたべスに災いが静かに近づいてきます。
姉メアリーは父が制定した国教を廃止し、カトリックの信仰を強要。
逆らう者は幽閉もしくは処刑。
その圧政に耐えかねた民衆からは、べスを推す声が日増しに高まっていました。
そんな中、知識はあっても、その使い方を知らない誇り高い少女は、市井に生きるロビンと出会います。
彼によって人を愛すること、市井の人々の真意を知るきっかけ、少女から女性になり、そして別れを経験するべス。
物凄い勢いで大人になって行くんです。
それらすべてが、彼女が女王となるために星が定めた運命だったんだなって思いました。
さて、キャストさんです。

すごく可愛らしい少女なべスでした

実年齢考えると、やっぱ
私の中の彼女は、女王役者なんですけど、宝塚時代はとても硬いイメージの娘役さんでした。柔らかさがないというか。。。。
相手役に対してバリアを張ってる感じ。上手く言えないんですけど。。。
タカちゃんとのコンビを観てないので、それ以前の相手役さんたちに対してなんですけどね。
でも今回は、とても柔軟でしかも威厳がある(これは彼女の十八番)べスを作り上げてました

すごいなって思ったのは、やっぱりラスト

女王になる道を選び指輪をとるところから、ぐぐぐ~ってオーラが増して行って、和樹のロビンがかすんじゃった


ロックなロビンでした。歌は流石に安定してるし、伸びるし。
んで、ちょっとナヨ系。。。怒らないで

所作とかからかな~

あ違う、ちょっと影がある感じだ

ウッドストックでの逢瀬は、べスに必至で手を伸ばすんですけど、なかなか届かなくて・・
彼等を隔てている壁が、身分の違い・立場の違いを象徴してるようでした。
ここの場面すごく好きです

意図的なんでしょうけどね。
ロミジュリを彷彿とさせてその先の悲劇(別れ)をイメージさせるって言う。
ま、それにまんまと引っかかりましたよwww
お互いに、結婚も恋もしないってセリフがあったり、戴冠式でべスからもらった花を抱きしめるシーンがあって、なかなかに切ないロビンなんです。
でも最後のシーンで、べス・ロビン・アスカムのトライアングルからの暗転時、ロビンはベスとの愛を胸に未来を歩いていく人なんだなって思えるような表情で。。。
べスもバージンクイーンとよばれ生涯結婚はしてないし、史実と合わせてもお互いへの愛を貫いたんだなって思っちゃった。

四季時代何度か彼女の舞台は観てるんですけど、割と可愛らしい印象が強かったんですね。
歌がうまいのは知ってましたけど、小柄な体から良くこの声が出るな~って

ジャズっぽい曲をパワフルに歌い上げてて、ソウルフルなメアリーでした

ヘンリー8世とアン・ブーリンへの憎しみと、カソリック教徒であり、強大なスペイン王家の血を引いている誇り。妹に対してもその怒りの矛先を向けるけど、かつての自分と同じ運命にある妹に対して、徹底して冷淡になりきれない印象を受けました。

エリザの時、一番見たいルドルフだったんですが、ご縁がなくて。。。
梅芸でのマテの大楽の時、ようやくちょっとだけ観ることができたんです。
今回のレディ・べスはある意味、彼がお目当てでした

平方君見れただけで、もう大満足でございますwwww
一見、色ボケしたおバカな王子様な登場でしたが、なかなか~

私の印象のフェリペ王は、狡猾でそして物凄い秀才なんです。
で平方君のフェリペは、おバカな中に鋭さがちゃんとあって、彼の持ってるホヨンとした雰囲気が、いい具合に鋭さを隠してる感じが私の中のフェリペ王とマッチしました。
で、要所要所で伏線引いて、ちゃんと回収していく。なんて良いヤツ

歌は言うまでもないし
今回一番観たかった人見れて大満足 ← 大事な事(私にとって)は2回いう

最後、ベテランさんたち
まずは、


一番言いたいのは、英国男性の華麗なる病が、まさかこんなとこで出るなんて

って、一人ニヤニヤしてしまいました(///∇//)
禅ちゃん楽しすぎwww
本人も楽しそうにやってたしww
あの振り付けは絶対意識してやってるよねww
吉野さんの狡猾さもねぇ( ´艸`)
あ、吉野さんと言えば、今回も素敵なダンスを見せてくれました

パッセみて、そのまま私の目は吉野さん追っかけてましたよ



山口さんは優しい中に厳しさのあるアスカム先生。
最初違和感があったんですね、歌い方と言うか声に。
で山口ファンの友達に、調子悪い?って聞いたら、全然。でもリラックスした感じだよねって言ってました。
ずっとプリンシパルだった方が脇に回って、実年齢に近い役を演じることで、別の意味での余裕を感じたのかなって思います。
そして涼風さん。
キャット・アシュリーはべスのお母さん的な役かなって思います。
父も母もない少女をアスカムと共に育んで、でもリヒテンシュタインのような厳格さだけでなく母性もある女性でした。
しかしカナメさん、いつまでも若いな~( ̄□ ̄;)
つーか、今回3人も実年齢無視してる人がいて、眼福眼福

初見の舞台って、割と1幕目は長く感じることのある私ですが、今回は全然長く感じなかったんです。
んで、観終わった後、違うキャストで観るとまた印象が違うのかなって思いました。
特にべスとメアリーの関係性やフェリペの印象が。
時間があったら、もう一回みたい

な~んて、もう次の予定を組もうとしてますwww
明日、明後日には確実にチケット取ってる自分がいるのが見える~wwww
と言う事で、感想終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
