コロナ禍の制限が無くなり、反動から海外からのお客さまが多く来られることは良いことなのですが、置き土産が怖い😱
表題にあるトコジラミ、日本では昭和後期以降の発生は殆どなかったのですが、最近は報告が鰻登りに上がって来ているそうです。
一度やられると長期間に渡り強い痒みや腫れがしばらく続く人達もいます。アレルギーや感染症も心配です。
またご自身が媒介者にもなる可能性もあります!
トコジラミ[(床虱、学名:Cimex lectularius)南京虫(なんきんむし)や床虫(とこむし)]が持ち込まれ、一度繁殖してしまうと家の中を全て駆除する必要もあり、ホテル1部屋でも駆除料は業者にもよりますが10万円以上かかるそうです!
日本だけだはなく、海外で泊まる時には非常に心配です。
スーパートコジラミは従来の殺虫剤で効かなくなって来ているので尚更心配です。
昔から、アジアの安宿に泊まる時にはシラミや蚤対策としてシュラフ用のインナーシーツみたいのが役立っていたのだが、最近では飛行機に乗る時にも使う人が出て来たそうです。
先日、テレビのコマーシャルを見ていたら、2024年4月に一般用に初認可されたスーパートコジラミにも効果のあるアース製薬のゼロノナイト「製品名:ゼロノナイト ゴキブリ・トコジラミ用 1プッシュ式スプレー 60回分、販売名:アース虫ケアAKN1b」は、1.5畳当たりワンプッシュで効果があると言う。
また、薬剤抵抗性ゴキブリにも効果があります‼︎との事。
業務用も発売され、旅客のチェックアウト後に定期的にスプレーやくん煙すれば良いので業者さんを頼む必要がなく、ホテル側のメリットも大きいと言われています。
Link →アース製薬 ゼロナイト 【販売名】アース虫ケアAKN1b
有効成分テネベナール(一般名:ブロフラニリド)
Link →prtimes.jpさんの記事へ
これは凄い商品が出現したと喜び、今度の飛行機を使った旅行用に揃えようと色々調べて行くと😨
Link → 政府広報オンライン「飛行機に持ち込めないもの お出かけ前に確認を!」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201412/4.html
メーカーに問い合わせても、飛行機等のチェックインカウンターや保安検査場での現場判断はあるでしょうが一般的には持ち込みは出来ない商品とのことでした🥲
何と、飛行機に持ち込みも、預け入れも出来ないうえに即効性(スプレーして○すようなもので)はないようだ。
結局、対応策は振り出しに戻ってしまったが、旅行から帰ってからの強力な対策は出来るわけなのでそれも含めてまとめて行きます。
先ずは事前対策
- トコジラミが移って来るのはホテル内とは限りません。荷物を預けている荷室で移って来ることもありますので、事前に移り難い状態を作る必要があります。
ということで、出発前の荷物をパッキングする前に、お風呂場の様な小さい部屋にスーツケースを入れ、説明書通りでゼロノナイトを使用します。タイヤ周りは1番隠れ易いのでスプレーもしておきます。
- その後、スーツケースに衣類などの荷物を入れる時には直接ものを入れないで、スーツケース内に大きめのビニール袋を入れ、その中に入れて、袋の口をかならず閉じて、収納します。
時々、空港のバッゲージクレームでスーツケースのロックが壊れて(壊されて)中身がバラバラに出ているのを見ることがあります。この対策にも少し役立ちます。
そのビニール袋について - スーツケースは、本を広げる様な左右両方に開く「両開き」より、スーツケースを本に例えるならば、床に置いたままで、表紙だけを開ける「片開き」のスーツケースの方が、部屋を広く使えるのでお勧めです!
→ 片開きのスーツケースの例
一つの大型ビニール袋に一纏めにして入れたいところですが、95L(8~10日間用)158cmの大型サイズのスーツケースに、余裕を持って入る安価なものがなかなか売っていないので、ダイソーの(6袋入りで¥110-)を2袋入れることお勧めいたします。
スーツケースは同じサイズでも縦・横・高さの比が違うので、マチがない袋で、口を閉じてとなると大きめを買わないと不便になってしまいます。
→
Link →ペール用90L ゴミ袋 約100cm x 約90cmサイズ
https://jp.daisonet.com/products/4550480234274
旅行中の閉じたり、開けたりを考えるとチャック付きの「布団差し込み吸引圧縮袋」が良いかも知れません。
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両開きのスーツケースならば、ちょうど左右に一袋づつ入るサイズです!
買った時には手ざわりカサカサタイプしかなかったのですが、有れは普通のツルツルタイプが良いでしょう。
Link →大型ポリ袋150L
https://amzn.asia/d/40bmctq
ホテルに着いたら - 先ず、バスルーム、バスタブなどの床や壁がツルツルの表面の上にスーツケースを置き、目視で点検する。
- 隙間の多いタイヤ周りは特に入念に!
スーツケースは、表面性状がトコジラミが嫌うツルツルなら良いが、織物状の生地っぽい場合は入念に、特に折り目や縫い目がネックです。飛行機の機内に預け入れる場所での移り込み、スーツケースを纏めて置いてあった場所での移り込みも考えられます。 - スーツケースはバスルームやバスタブに置いたままで、ベッドルームのチェックをします🧐
旅行先のホテルで荷解きをする前にベッドが置いてある部屋のチェックの方法は、↓のYouTubeを参考にさせていただいています。
参考になりますので、ぜひご覧ください。
Link → 関西弁 CA/Ryucrewさんの「CAが教える!ホテルに入室したら、絶対チェックすべき8項目」
ポイント : 壁や柱の割れ目・ベッドやシーツを剥がして折り目、畳のすき間、スーツケース置き(キャリーケース置き)台などは特によく目視点検しましょう。
どの様な状況かは、ご自身で「トコジラミの発生したベッド」などでググってみて下さい。
Link → http://www.google.com
自主規制して画像は載せませんでした😱 悪しからずお願い致します。 - 疑わし時には、部屋の変更をお願いしてください❗️
- ホテルでは、出来ればスーツケース置き(キャリーケース置き)台に置いたままで使った方がお勧めです。ベットの上にスラックスやジーンズを置きっぱなしにしない。靴はベッドと離して置くこと。
備え付けの引き出しは出来れば使わない、もし使うのであればビニール袋の中に入れ、口は閉じる。
入り口の近くのドレッサーでハンガーに吊るしておくのは問題ないが、床に靴やバッグを置く時は注意して目視点検のこと。
☆ 国内のホテルでも基本は上記と同じですが、ゼロノナイトは国内で飛行機などを使わない限り持参や現地調達することは可能なので、自主防衛的に使うことが出来ます。 - 部屋に入室後、直ちにスプレーをするのですが、先ずはスーツケースをバスルームに入れるか、ツルツルの床に置くこと。
噴射中は噴射する人以外の人の入室を避けて、噴射後は最低30分間出来れば数時間は部屋から出てしまった方が良いでしょう。
なお、噴射後30分間は窓を閉め切った状態かホテルなどで窓が開かない場合は換気扇やエアコンを切ってご使用ください。
* 噴射後30分後は時々部屋の換気をしてください。
* トコジラミのチェックで問題があれば迷わず部屋を変えてもらってください。
- 旅行が終わり、帰宅時にトコジラミを家に持ち込まないための対策をとります!!
先ずはスーツケースをバスルームに入れるか、狭い部屋でツルツルの床に置きます。
そして部屋ごと「9.」と同じ様にゼロノナイトで処理をしますが、念のために一度処理が終わったらビニール袋の中身だけを片付けるために他の部屋に移してから、スーツケースの蓋を開けたままにしてゼロノナイトでトドメを刺してください!
ホテルと違って、家の中でトコジラミが移ってしまうと駆除にはお金、時間、労力と大変なことになります❗️❗️
以外と家に着くと、皆さんは安心してしまうのではないでしょうか?!
ご自身が持ち込んでいるかも知れないと疑って行動しましょう😱
注意!
* 必ず使用上の注意を読んでください!
使用に際しては、アレルギーなども起こりうるので自己責任でお願い致します。
特に、旅館やホテルなどの施設では風評被害による信頼の低下も含め経済的な損害も発生する害虫です、お互いが注意することが大事です。
SNSでの拡散などもご注意をお願い致します。
次世代スーパートコジラミが出現しないことを祈りつつ🙏
2024/08/28記
「10.」の内容を再編集しました。
2024/09/20 更新
↓こちらもよろしくお願いいたします。主にDIY系のテーマはこちら。