ここは別名「旅人の聖地」とも呼ばれる。世界各国から旅人(バックパッカー)が訪れることからこの名が名付けられた。
この一角は、タイ国内のバンコクでも異様な雰囲気に包まれており、カオサン界隈だけが、まるでひとつの国のようになっている。
安宿(ゲストハウス)、レストラン、インターネットカフェ、古本屋、衣料品、土産物屋、旅に必要なものはここにくれば何でも手にいれることが出来る。
セブンイレブン、ファミリーマートなどのコンビニも充実しているし、銀行ATMや両替屋もある。旅に必要な資金は全てここで引き出すことができる。日本円で預けたとしても、現地通貨、つまり、「タイバーツ」として引き出すことが可能だ。
マクドナルドなどのファーストフードはもちろん、立ち並ぶ露店では安い食べ物がずらりと連なっており、食べ物にも困ることもない。
旅人達は、この地を訪れ、喧噪の中、問う。
「どこからきて、どこにいくのか」
世界各国を旅した、つわもの達が集まるカオサン通り(カオサンロード)。みな、ここで情報を交換し新たな目的地へと旅立つ。
世界中の旅人達が、この地に集まり、酒を飲み交わし、情報を交換し合い「では、またどこかで・・・」と風のように消えていく。
知らない土地へと、旅立っていく。
この物語は、そんな、「旅人の聖地カオサン」からはじまる。
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