2020年11月10日は、早朝から、身の回りの準備を済ませて、錦江湾が一望出来るオープン・デッキに向かいました。すると、そこには既に3人の先客がスタンバイしていました。私達は、ソーシャル・ディスタンスを守りながら、暫く待っていると、徐々に東の空が明るくなり、日の出が開始されました。私達は、動画を含めて、一頻り、日の出を堪能してから部屋に戻ったものでした。
部屋に戻ってからは、帰り支度を始めました。ギックリ腰の方も、昨夜の温泉での効能があったのか、着いたばかりの時とは違い、その可動範囲も広がっている様でした。やがて、朝食の時間が来たので、レストランに向かいました。早朝からの日の出チェックが効いたのか、朝から食欲があったので、充分に腹を満たしてから、部屋に荷物を取りに戻り、チェック・アウトしました。
正面ドアを出てからは、スーツケースを引いて駐車場に向かい、日産エクストレイルのトランクルームに、スーツケースを収納して、乗り込もうとすると、車体にうっすらとした付着物がある事に気付きました。「もしかしたら、桜島の灰が飛んで来てる?」と思いながらも、持っていたペットボトルの水とティッシュで、ガラスを軽く拭いてから、車に乗り込みました。
九州旅行2日目の、当初のプランは、子供(私達にとっては孫)の成長に御利益がある神社として、唯一ヒットした、指宿市からは、約1時間半の場所にある「三船神社」からスタートする予定でしたが、御朱印ファンの家内から、「現在の場所からは少し後戻りになるけど、行きたい神社があるから行こう!」と言われます。その神社とは「指宿神社」でした。
取り敢えず、iPhoneで調べた指宿神社の住所を、カーナビに入力して、出発する事にしました。そうして到着した場所は、伝慶雲3年(706年)に創建された由緒正しき神社でした。到着した直後には社務所に人がいませんでしたが、その内には、出て来られたので、家内が御朱印を貰う間、私は敷地内を散策しながら、撮影に興じたものでした。その後、家内と合流して、指宿神社を出発しました。
次の目的地である「三船神社」に向かう前に、慣れない地域を走ると言う事から、先ずは、燃料の補充と空気圧のチェックが必要と考えて、ガソリン・スタンドを探す事にしました。すると、流石の鹿児島県でした。鹿児島県はENEOSの喜入基地や志布志基地を擁するENEOS王国です。当然として、直ぐに見つかります。セルフ給油だったので、店員さんに空気圧チェックだけをお願いしました。
空気圧チェックをお願いしてからは、燃料キャップを開けて、限界ギリギリまでガソリンを補充しました。そして、車内に戻ってから、常に記録している補給データをiPhoneにメモしました。そこで計算してみると、キッチリとした計測値ではありませんでしたが、広島から鹿児島指宿までの距離が641kmで、燃費としては13.65kmとまずまずの成績でした。
指宿市内の走行は別として、広島から鹿児島までは、アクセルのオンオフやブレーキ操作、ハンドル操作を、プロパイロットの自動制御に委ねていたので、人間のマニュアル制御より、正確かつ的確と信じている私としては、納得の燃費結果であると感じたものでした。初日の指宿への往路では、イレギュラーで指宿スカイラインを利用してしまいましたが、三船神社に行くには後戻りする必要がありました。
つまり、三船神社に行くには、海沿いの道を約1時間半、鹿児島市側に戻る必要があったのでした。事前にiPhoneのGoogle mapで確認すると、三船神社は、桜島のビューポイントとしては絶好の場所の様でした。私達は、カーナビに誘導されるままに、順調に三船神社に向かって移動して行き、もう直ぐ到着となった時点で、ある問題に直面する事になりました。
リミットの時間まで鑑賞した錦江湾の朝日です。
重複しまくりの指宿神社の様子です。笑