前回自己肯定感が大切という話をしました。

 

 

この自己肯定感。

日本では育ちにくい土壌があると思っています。

 

 

 

「あなたが大切」と育てられ、やりたい事をさせてもらえた人は自己肯定感も育ちますが、何かと我慢をさせられませんでしたか?

 

 

家では

「親の言うことを聞きなさい」

「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」

 

学校でも

「先生の言う事ことを聞きなさい」

「みんなと同じにしなさい」

 

個性的な子は弾かれてしまう。

 

今の小学校は漢字が書けていても、ちょっと違うだけで❌になるのですって!?

PCだってフォントの違いがあるのにねぇ。

 

 

 

 

また発達障害や自閉症を持っていると、ある部分は突出しているのに、ある部分は出来ないということがあります。

 

 

大学に進学した子の話。

コンピューターに関してはずば抜けているが、コミュニケーションの語学が出来ず進級を危ぶまれているという話を聞いたことがあります。

 

 

そう。

全ての教科が出来ないと落第。

脳の構造に不具合があって、勉強したから出来るというものではありません。

 

 

 

私たちは自分の置かれた環境を当たり前と思う節がありますが、諸外国の教育に目を向けると、日本の課題が見えてきます。

 

 

 

例えばフランスでは数学が出来る子が多いと聞いたことがあります。

「デザイナーになりたいから数学が必要だ」

と子ども達の目標が明確なのですね。

 

 

アメリカでは発達障害を持っている子は「金の卵」と言われているそうです。

独創的な発想を伸ばす教育がされているそうです。

 

 

 

北欧では学校選挙がカリキュラムとして組まれ、民主主義を教わっています。

子どもの頃から自分の意見を言う練習、それを政治に反映させる方法を学んでいるので、スウェーデンでは若者の投票率が80%を超えています。

 

 

 

フィンランドの内閣の写真、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

2019年に発足された当時、マリン首相は34歳。

そしてこの顔ぶれ。

女性が多く、みなさん若いですね。

これも子どもの頃から自分ごととして政治を学んだ賜物です。

 

 

 

 

 

最後にそんなフィンランドの教育を取材した動画を貼り付けておきます。

希望に満ち溢れる動画ですので、是非ご覧ください。

私もこんな教育を受けたかったなぁ。

 

 

 

 

 

私たちパワチル群馬では、子どもファーストの虐待防止策を提案しています。

一緒に活動しませんか?