海老の殻を黙々と剥いている。
手足をもぎり、殻を外す。
しっぽを外す。
背中側に 包丁をスッと入れ
背わたを引きずり出す。
もしこれが人間だとしたら・・・・
そんなグロテスクなことを考えながら
聴いている音楽。
たま。
1990年代 多感な少年時代にこのバンドに
出会ってしまった。
ノスタルジックで 煙突のけむりが立ち上る
夕暮れのような。
知らない街を 独りで歩く暗い路地の寂しさのような。
高熱を出した日の悪夢のような。。
つげ義春の作品のような。
夢野久作のような。
中原中也の詩のような。
こんな音楽に心掴まれ、
ゆやーん ゆよーん ゆやゆよん。と
揺蕩う青春を送っていたのでした。
なんて音楽を聴いていたんだろう。
ゼータクな時代に生まれたな。と
そんなことを考えながらいつのまにか
エビチリ完成。