先日の経済新聞上で、原発から20キロ以上離れた南相馬市の避難区域外の水田14カ所と、20キロ圏の避難区域内の5カ所で昨秋に収穫されたコメから基準値(1キロあたり
100ベクレル)超のセシウムが検出された。農水省が調べた処、放射性物質は8月中旬に出始めた穂などに局所的に付着。事故当時に飛散した放射性物質
を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出される為、穂が収穫された9月末までの間に新たに飛んで来たものと分析した。昨年8月19日に東電が第一原発3号機の大型がれきをクレーン車で撤去する際、がれきの下敷きになって居た放射性の粉じんが飛散し、別の場所に居た作業員2人が被曝(ひばく)して頭部から最大1平方センチ辺り13ベクレルが検出された。此の時、風下の北北西方面の5カ所の測定点(原発から2・
8~8・3キロ)でも空間線量が上昇し、福島県はがれき撤去による飛散が原因と推定していたが、此処で問題なのは何か?と言う事です。東京電力福島第一原発で昨夏に実施した大規模ながれき撤去作業で放射性物質が飛散して、農林水産省から東電に対して防止策を要請して居た事が分かった。福島県は「他の要因は考えられず、がれき撤去の可能性が限りなく高い」として居る。東電は要請
を受けて撤去作業を凍結して来たのだが、此処へ来て何を勘違いして居るのか広範囲に飛散した可能性を”公表しない”まま近く再開しようとしている。此の事が一番の問題で、此の場に及んで未だこんな事を隠して自分達の正義と称する誤りを認めようとして居ない人種達が居る会社に国民の税金を幾ら投入すれば好いのかと言う事だ!馬鹿バカしいよ本当にね。だから、川内原発の再稼働がささやかれて居る昨今!原発の『適正不適正』と言う次元の類では無く、福島第一原発の様に『壊れたら如何処理するのか』と言う事が抜けて居るし一番大切な事なのに、何か勘違いして居ると言うよりも”しらばっくれて居る”と言った方が正しいのかな!