低空飛行の場合どうなのかと言う事ですが「バキュームブロア」と呼ばれる機械が活躍します。此れは一般的には公表して居ない(丸秘)機器類の一つで、如何言う物かと言うと、ちょうど皆さんの家庭にある掃除機を大きくした様な機械を想像して頂ければ好いと思います。地上や低い高度(約3000m以下)では、此のバキュームブロアでタンク内を真空に近い状態にして、機内との差圧を作り出しています。最新型のボーイング777も、此のバキューム式のトイレを採用し今の飛行機業界では標準類になりつつ有る。バキューム式の場合、汚物と一緒に周囲の空気も吸い込むので、臭いの心配もな無く機内でより快適に過ごす事が出来るのです。言うなれば、飛行機の中の“下水道”でしょうか。(笑)実は、飛行機による海外旅行が始まったばかりの頃は、トイレの汚物を如何して居たと思いますか?そうです列車と同じようにそのまま外に放出して空中分解(此処だけはJRと航空機は別)させていました。云わば、国鉄時代の線路の上と同じ原理です。汚たね~ぇ。こんな事は勿論技術が発達した現在の日本では考えられない事ですが、ですがですよ!お隣の我が国の領土を狙って居るお国の国産機は・・・・・・・・だそうで、世界の航空事情の評論家の間では大変な指摘を受けているが直さない頑固なお国だ。以上が飛行機の中に有るトイレのお話ですが、一見普通のトイレの様に見えますが、その裏には色々なご努力が有り今と言う時代に適合して居ると言う事です。因みにファ-ストクラスのトイレ観た事御座いますか?窓が有り豪華ホテル並みのトイレ!此れは一見の価値あり!一部航空事情官報より抜粋致しました事お詫び。