私の勝手な思いか職業病か性分か光に照らされた景色を観ていると、つい光輪の外形、暗い闇に目が行く。華やかなプロ野球ドラフト会議の模様をテレビ中継で眺めていて光に恵まれなかった野球小僧なる人達の”壁”から旅立ちを垣間見プロになる夢を胸に抱きつつもドラフトとは無縁のまま、昨日も今日も只日田すらバットを振り続け・走り・独り黙々と汗を流した野球小僧がきっと何処に要るに違いない、いや、居なければならない。カメラの放列と眩しいばかりの照明と真っ赤なじゅうたんが人生道ではなく、夢の扉に通じている人生道はきっと違うところにも存在すると言う事を思いたい。(引用)