ネタバレしたくない人はぜひプレイしてからお読みくださいね。
イースシリーズ第三回の紹介 今回は6,フェルガナの誓いです。
これにオリジンを加えた3作品は基本的に同じシステムを使っています。
■ イースVI The Ark of Napishtim -ナピシュテムの匣-
(Windows版 2003年) プレイ環境 VMware/WindowsXP
アドル 23歳
「赤毛のアドルだな?」
男はそう言い、油断なく光る片目で私を見下ろした。私の返答を待つこともなく、彼は続けた。
「どうだ、俺たちと一緒に "世界の果て"を見に行かないか?」
男はそう言い、油断なく光る片目で私を見下ろした。私の返答を待つこともなく、彼は続けた。
「どうだ、俺たちと一緒に "世界の果て"を見に行かないか?」
まず思ったのは5までと違いここからキャラクターのビジュアルが絵で出てくるようになり、話がイメージしやすくなったということです。
5から再登場のテラや相棒となったドギも、これまで小さいキャラクターでしかなかったのでちょっと楽しかったです。
そして今回ヒロインのオルハは大分いい感じのヒロインでした。
よくアドルはいろいろなところで女の子とあって・・・とか言われてたりしますね。
でも実際プレイするとアドル自身は朴念仁で女性に興味があまりないし、メインヒロインたちは恋愛感情より尊敬を感じているように思えます。
この6はカナンの大渦に囲まれたカナン諸島を舞台に人間とレダ族(長い耳と尻尾を持つ種族)と古代の謎を解き明かしてく、これまでのイースシリーズを有翼人という設定で束ねる物語でした。
そして話もしっかり作りこまれているしかなり楽しんだ冒険でした。
有翼人たちの滅んだ国、その力を手に入れようとするエルンスト。それを食い止めようとする弟ガッシュ。
この兄弟の関係もなかなか良かったです。
ガルヴァと呼ばれる巨大な龍神兵の設定も6でしたね。
イースシリーズをやり始めたとき、1&2が出来ればいいかなと思って探したときに見つけたのが6に特典で付属していたイース大全集だったんですが、その先の冒険も見たいと思わせてくれた話でした。
システムで言うとクオータービューのアクションRPGでかなり爽快に戦闘できます。
回復アイテムも選んだアイテムが9個までボス戦にも持ち込めるのでだいぶ楽でしたね。
ジャンプで位置関係がつかみにくいのとダッシュジャンプの操作がかなり難しいので、その習得は苦労しましたが、全体的にみると良好なものでした。
また、ゲームの解像度は自分で選ぶことができ、結構上げても背景などかなり綺麗でした。
20年近く前なものなのに満足度は高かったです。
アドル19歳
二人の旅人が、海を見下ろす丘の上にたたずんでいた・・・・
このフェルガナの誓いは、イース3のリメイク作品です。
横スクロールアクションだった3に対して、イース6のシステムを使って3Dアクションになりました。
物語としても基本の流れは同じですが、6で再設定された有翼人や龍神兵をうまく含めています。
ラスボスであるガルバランの正体も6をやるとわかるようになりました。
そしてこのフェルガナの印象は、歴代最高難易度だろこれ!?っていうものです。
まずはジャンプアクションで行くところに難所がいくつもあります。
攻略と全く関係ない宝箱でどうしてもいけないとあきらめて進めた場所も一か所ありますし、フェルガナ街道からエルダーム山脈に行くところの最初に2段ジャンプはタイミングシビアすぎてアイテムとか足りないんじゃないかと悩みましたね。
そしてボスも難易度ノーマルなのに強い。
回復は、倒した敵が落した薬草などのアイテムを拾うとその場で回復するシステムなので、今回はボス戦中に回復することが出来ません。その上結構ギリギリでボスの攻撃が来ます。
そのため何度もトライしてパターンを体で覚えていかないと勝てないです。このゲームはどのボスも倒した瞬間に思わずガッツポーズが出てしまうぐらい勝ってうれしかったですね。
極めつけはラスボスのガルバラン。こいつはやばい強さでした。一回だけ体力0から回復するアイテムを最後もらえるのでそれを使ってもギリギリでした。もうやりたくないと思いますね。
音楽も名曲が多い中さらにパワーアップして楽しくプレイできました。
今回はオリジンまで行こうかと思いましたが、また長めになりましのでまた次回。