久しぶりにST801のシャッターを動かしてやらないと、まともに動かなくなるだろうと思いシャッターを切ったら、何か絞りの動きがスローなので最低限の分解で清掃した。

先ず、銘板の飾りリングを外すんだがその前に・・・


レンズを繰り出すと、飾りリング一体式のフィルター枠の円筒も留めているマイクロネジが現れるので緩める。ネジを取り外す必要は無い。

レンズツールを使わなくても、手で掴んで回せば簡単に取り外す事が出来る。

前玉群をレンズ工具でとり外す。


前玉群がスッポリと取り外す。


前玉群を外すと絞りユニットが現れるので、綿棒とイソプロピルアルコールで根気よく清掃しては、残ったアルコールをブロアーで吹き飛ばす。


銅製と覚しきスナップリングは、絞りユニット脱落しないようにする為の物だと思う。
その内側にネジが3本有るが、これは絞りの開き具合を調整するもので、分解前の最大絞りと最小絞りの状態を撮影しておいた。
やはり、機械は動かしておかないと駄目になる。