毎年、夏は海水浴に行く我が家。
今年は息子も小学生になったということで、
海での遊び方も広がると思って
とても楽しみにしていました。
昨年は宮古島に行って、エメラルドグリーンの
穏やかな海で、まったり泳ぐだけでしたが、
今年は、石垣島に行ってシュノーケリングにも挑戦させたいと!
道具もそろえて張り切っていたのですが...。
コロナの影響で、石垣島へ行くことは断念。
もう少し近場にしようということで、
静岡県の南伊豆の白浜海岸近くのお宿を手配したのが6月下旬ころ。
ところが、7月になったらコロナの感染状況が悪化し、
ホテルに電話で状況を確認してみると、
「数日前に海開きはしたが、本日急遽変更があり、
海岸はライフセーバーなどを配置しない予定」とのこと。
(厳密には、利用禁止ではないけれど、
すべて自己責任になり、海の家などもやらないという)
また、ホテルは大規模ホテルであるため利用者も多く、
さらに食事がビュッフェ形式という点も懸念されました。
でも一度も海に入れないのが悲しすぎると思い、
別の場所を探すことに。
ふと思いついたのが2年前に行った東伊豆の熱川。
その時利用したホテルである「熱川館」の目の前には小さな砂浜がある。
(しかも食事はすべて、部屋で食べる個室タイプのお宿。)
宿は30室くらいの中規模旅館だし、
砂浜もプライベートビーチな感じで、
2年前に行った時もそんなに人は混んでいなかった。
熱川海水浴場 熱川YOU湯ビーチ。
あそこなら泳げるかもと思い、
電話で確認すると、
「砂浜が混まないように、駐車場などの利用制限はするけれど、
ライフセイバーなどは配置するので安心して泳げます」
とのこと。
ということで、こちらのお宿へ変更。
とりあえず3泊4日で予約をして、
海に入るかどうかは、当日判断しようということで、
出発しました。
2年前に行ったときは伊豆急行を利用し、
伊豆熱川駅からはホテルの送迎車を利用しましたが、
今回は交通機関は利用せず、自家用車で。
(私と下の娘は車酔いが激しいため、薬を飲んで)
車で行くと、荷物もある程度多くても
平気なのでよいですね。
熱海あたりからは、
ずっと左手に海を眺めながら、
快適に進みました。
この時点で私はもう満足!
海が見れただけで、心が解放され
満たされた気持ちになれました。
海を見ると嫌なことは忘れられるし、
やる気がめきめきみなぎるし、
ほんとうにすごいパワーがあると思う。
1年に1回は近くで絶対に見たい!
お宿について、目の前の海岸の様子を
確認すると、人もそれほど多くなく安心しました。
来てよかった!!!
ということで、荷物を預けて海へ。
この日は今年一番の猛暑ということで、
砂浜はあっちっちでしたが、
海は程よく冷たく気持ちよかったです。
海は緑と青が入りまじったような色をしています。
砂浜は海の中に岩が多いので、
岩を踏むと足が痛いというのが難点なのですが、
海中や砂浜のゴミなどは少なく水質も悪くないと思います。
息子は水を得た魚のように、
大きな波を次々にとらえて、
楽しんでいました。
シュノーケルをするような海ではなかったのですが、
せっかく道具を持ってきたのでつけて海に潜ると、
水中で、何匹かお魚が見れたと喜んでいました。
3日間、ずっと快晴で絶好の海水浴日和。
前方には伊豆七島があり、
近くを船が走ったり、
上空には飛行機が飛んだり、
小学生男児にはたまらない演出付きの
海水浴になりました。
夕飯は、息子の大好きな、
海鮮たっぷりのお料理で、
とても充実していました。
特に、息子は生魚には目がないのですが、
金目鯛のお刺身やしゃぶしゃぶに
萌えていました(笑)
我が家はかなり魚を頻繁に食べますが、
金目鯛は食卓に出ません。
旅に出ると、普段の食卓では
お目にかかれない魚や食材や
調理方法に出会えるのが楽しみです。
朝夕のお料理はすべて個室で、
温泉も数名しかおらず、
コロナ対策もばっちり。
しかも、お宿の皆さんとてもお優しかった!
また絶対きて、お会いしたいです。
夜には、小学校の学童で覚えてきたという
「UNO」をやったのですが、
最近のUNOって、ルールとカードが少し変わって
いるのが私としては新しい発見でしたね。
(最後にUNOしたのなんてもう20年も前だからね)
自分で、ルールをつけ加えられるという
点も面白かったですし、
息子が考えたルールもなかなかでした。
息子はとても楽しかったようで、
30回、40回と何度もやらせられ、
私と夫もちょっと疲れましたが、
その集中力に感心しました。
そのあと、体力を持て余していたようなので、
暗闇の中、砂浜で手持ち花火もしました。
波の音を聞きながらの花火は
とても風情がありました。
2年前に行ったときに比べて、
すごく体力がついて、
いろんな成長がみられて、
小学生の親になったことの実感が
わいてくる旅行となりました。
真っ黒に日焼けした息子は、
「また海に行きた~い!」
とぼやいていました。
帰りには、たくさんのワニや植物のある
「熱川バナナワニ園」に行きました。
2年前に生まれたばかりの、
レッサーパンダが大きくなっていたり、
アマゾンマナティーにもまたあえてうれしかった。
さらに、今回は、前回スルーした
フルーツパーラーのパフェもしっかり見逃さず、
記念コインもゲット!
同じ館に行っても、数年すると
違う楽しみ方ができてよいですね。
夏休み中に一緒に出掛けて遊べる
のも今のうちだけ。
子どもたちには、できるだけ
日本の自然を体験させたいと
思っています。
東西南北、日本各地のさざまざま地域の自然を
体でたっぷりと感じてほしいと願います。
それぞれの土地のもつ匂いを
体全体で理解して、
豊かに育ってほしいです。
コロナの状況はまだまだ続きそうですが、
子どもたちは生きているし、
人は自然の中で成長していくと思うので、
厳しい状況ではあるけれど、
家にこもるだけで過ごしてしまわないように、
できるだけ自然の中に連れ出したいなと
強く感じる3日間でした。
来年の夏は、石垣島に行けるといいな~。
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