昨日、６月２２日（土）娘の大学の後援会(保護者会)の役員会に続いてお昼をしょうざんリゾート京都でいただいた。

大学の先生が横にいらっしゃったので料理やデザートの写真はない。

その後、希望者だけ金閣寺へ移動。広報部担当なので、金閣寺内の不動釜茶所を取材のために訪れた。後援会が保護者向けに発行している会報の「京都さんぽ」(京都の見どころをお伝えするコラム)に不動釜茶所を載せたいと抹茶のセットを持ってきたお店の方に会報のバックナンバーを見せてお伺いすると、「訊いてまいります」とのこと。

他の保護者やスペイン人の先生と歓談しながら待っていると、その店員さんが「そうしたことは一律お断りしております」とのこと。

断られたときのための代案としては、阿闍梨餅の金閣寺店を前もって考えていた。Audibleで聴き終えたばかりの「スピノザの診察室」の主人公雄町哲郎医師の大好物の一つが阿闍梨餅である。店主が出版社の特設ページにコメントしているくらいだから、きっとお店の人もこの本屋大賞ノミネート作品は読んでいるはず。

そう思って店内に入ると、「スピノザの診察室」が展示されていた。

店員に会報への掲載について伺うと、店の奥から部長さんが出てきた。本について話すと、看板商品の阿闍梨餅が作品に出てくるのが誇らしいというようす。「本店の許可が必要だが、その窓口にならせていただく」とおっしゃってくださった。

しっとりした餅生地と程よい甘さのハーモニー、阿闍梨餅は日本茶にもコーヒーにもベストマッチ。気の利いたお土産、がんばった自分へのご褒美に

コラムの中の「オススメ」の字数制限の70文字に合わせ、広報部長に送った。

初夏の金閣寺と阿闍梨餅