我が家の 秘宝書物 | 温故道日誌

温故道日誌

愛知県名古屋市千種区
訪問鍼灸マッサージ院
【温故道】です。
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「中医食薬大全」

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我が家の出産内祝であり、
娘の、未来の  嫁入り道具(*^o^*)

☆*:.。.  .。.:*☆

まず「索引」を使って

貴方が好きな食材の薬効性味を知り、
家族が好きな食材の薬効性味を知る。

これだけでも、
飲食習慣による寒熱の偏りなど、
面白いことが分かってきます(^-^)


お買い物をする時は、
本の後ろの方にある
「食材の四季別性味・薬効便覧」
を見て、

夏なら
夏季の食材性味効能表を
メモしてから買い物します(^o^)/


家族が

「美味しい!」といった食材
「苦手かも。」といった食材

それぞれにマーカーして、

「あなたは
    セロリ食べられるから良いわね!

    セロリは身体の余分な熱を清めて
    水はけを良くしたり、
    精神安定や血液浄化に良いんだってさ~」

「うっちゃん、
    モヤシさん食べられるの!?

    モヤシさんは胃を爽やかにするし、
    身体の余分な暑さをとって
    身体の中が綺麗になるよ」

と褒めたぎる。

苦手なものは無理に勧めないけど、
苦手な食材にどんな薬効性味があるかは
伝えておく。
   
これを一年、二年、三年と
続けるだけでも、変わってきます。

(^^)

食材と薬味の組み合わせで
もっと素晴らしいことになりますし、

もちろん逆のこともあります。

更に体質体調に合った薬膳を
学びたい方は、

専門的な講座がオススメです。


この「中医食薬大全」は
中国の中医薬大学レベルの
中医薬膳です。

「薬膳研修で
   中国の市場に行きました♫」
という話は聞きますが、

中医薬膳の先生が
連れて行ってくださった研修先は

厳粛なる【北京中医薬大学】でした。

(5年以上前)


当時その価値が分からず、

先生が、懇親会の時に

「こんな素晴らしい機会はありません。
   交流し、繋がりを持ってくださいね。」

と言ってくださっても、

何を話せば良いのやら、
恥ずかしいやらで、

「料理、美味しいですね~!」
を連呼しながら、
食べるのに必死(^◇^;)

先生が下さった機会を
無碍にしてしまったわけです。

…>_<…

他の いわゆる薬膳系の本なら
いっぱいあります。

でも、

どこに売ってるか分からない生薬
みたいなのばかりがレシピに入っていたり、

補気なら◯◯と△△、
補血なら●●と▲▲、、、、
って食材単体の紹介だったり、

生活にも
臨床にも
使えないことがあるんです。。

***

鍼灸師として 

鍼の臨床を通して
患者様の身体と向き合いながら、

中医薬膳講師として

季節を基準に
体質体調に合わせた
薬膳のアドバイスが出来ること、

またまた鍼灸師として

食習慣の変化による心身の変化を
目の当たりにさせていただけること、

これも醍醐味の一つです。


そして  もちろん 今すぐ
食習慣を変えられない方の為にも

次のステージ
別のルート

があるわけです。


精神病院に勤務していた頃、

①施術の効果が出やすい人

②施術の効果が出ても
すぐ戻りやすい人

③施術の効果が出にくい人

休憩時間を返上し
それぞれ患者様の入院病棟に行き、

ご様子を観察させていただき、

記録を読ませていただき、

担当看護師さんを掴まえて
質問しまくり、、、

そうして

キーワードとなった生活習慣は

「飲み物」

「朝ごはん」

「お散歩」

「枕の高さ」

「足の冷え」

です。


ここから
中医薬膳・中医気功と
学びを広げていくと

ほとんどの患者様の心身状況と

生活習慣による
陰陽不調和
・気血水の乱れ
・五臓六腑の不和は

密接であることが
分かってきます。

もう面白くて
止まらなくなります。


でも、法的に

鍼灸師で越えてはいけない範囲
鍼灸師が使ってはいけない言葉

があって、、、


いやいや本当は

そんな言い訳よりも

何より


【自分の人間力の無さ】により

患者様のお身体に必要なことが

うまく伝えられない伝えきれない

その壁に今、、、いえ長らく

ぶつかっています。


もう悔しくて
折れてしまいそうになります。


どんなに面白くても

どんなに悔しくても、

今日も生きる為のお食事、

美味しくいただきます。

(^人^)

病は気から、

病は口から。