【天】の《春》 | 温故道日誌

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愛知県名古屋市千種区
訪問鍼灸マッサージ院
【温故道】です。
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大寒

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移り変わる【陰陽】

【天】の《一之気》
新しい一年の始まりです。


【天】(太陽の光)の《春》は
大寒(1月下旬)当日から、
       春分後13日まで

【地】(大地の熱)の《春》は
立春(2月上旬)から、
       春の土用前日まで

【薬膳・飲食】の《春》は
春分(3月中旬)から、、、


一言に《春》と言っても、
その《春》が  どの《春》かを
古典を臨床に活かす鍼灸師は
履き違えていてはいけない。

私はそう教わりました。


「2/4が立春だから
   春の野菜を食べて、、、
   って言っても無理!
   春キャベツには未だ早いし
   タケノコだって
   全然出ていないでしょう?」

私はそう説明します。


『季節に身体を順応させていく』

ということは
とてもシンプルで単純なこと。

だけど、
季節も  伝統も  旬も
見えなくなりつつある現代だからこそ

理論は大切です。