こんばんは、詫磨(たくま)です。
今日は天井裏について。
皆様、マンションの天井にも「天井裏」があるってご存知でしたか?
上の写真がまさにその天井裏です。
マンションの「躯体」とよばれる構造体は鉄筋コンクリートがほとんど
ですが、そのコンクリートの下に天井板があることがほとんどで、
天井点検口さえあれば、その天井裏を見ることができます。
天井裏を見たらわかること
その1、天井の最大高さ
この写真のように天井がコンクリートのカフェや、もしかしたら
マンションをご覧になったことがある方もいるかもしれません。
こういった躯体のコンクリートの天井をのことを「天井現し」と
言ったりするのですが、既存の天井の高さより、一番上の写真に
あるように天井裏の高さ分、高くできるポテンシャルがあるとい
うことなのです。
事前に天井裏を覗いて、天井現しにしてもいいようなきれいな躯
体かの確認ができたらいいですね。
その2、図面ではわかりにくいPSがわかる
これはあくまでもラッキーな要素なのですが、
図面をみると四角く「PS」と描かれているところが
ありますよね。
これはパイプシャフトといって、上下回の排水管が
ある場所のことを指します。
そういった場所はコンクリートブロックで囲われて
いる物件も多いのですが、上の写真のように、
木材の下地で囲まれていている物件もありますので、
結構大きいと思っていたPSが最低限、パイプを隠せば
いいくらいのスペースに収めることができる可能性も
あるのです。
今回は少しマニアックな内容になってしまいましたが、
そもそも点検口が無く天井裏も見ることができない物件も
多いです。
ユニットバスであればある可能性が高いのですが、
工具が必要なケースもあり、100%ではございません。
最後に、わかりにくいかもしれませんが、
この天井裏には建材の余りが隠されていました。。。
たいした問題はありませんが、昔の施工には良くあります。。。
たまに天井裏や床下から懐かしの何かがでてきたり、
ということもよくあることです。
ご自身の家のリノベーションの際は、解体中も少し覗い
てみるのも面白いかもしれませんね!
ただし、埃だらけに成りますので要注意です。