こんにちは、三井です。
国土交通省が2015年をめどに、マンション、病院などの
大規模建物の耐震診断を義務づける方針の発表をしました。
すでに都の条例で特定緊急輸送道路沿道の
建築物は耐震診断が義務化しており、補強に対しても
補助金が出る等の援助制度はありましたが今回は大型マンションも
対処になる形です。
日本に住む以上、地震は避けて通れない問題です。
このような助成制度が充実することで、
中古マンションへ不安が解消され、
中古マンション+リノベーションといった選択肢が
より世に広まるのではないでしょうか?
個人的には診断・補強の支援制度が進めば建物のハードだけではなく
管理・サービス等のソフトも評価するようになると考えます。
(極論ですが建物の構造の心配をする必要がなくなるので。)
中古マンション市場のあり方が変わり、銀行の担保評価も
土地と築年数だけでなく、修繕履歴、管理体制にも目を向けていく。
室内はホームインインスペクターが適切に判断する。
すると不動産業者にも建築の知識が必要になり、
エンドユーザーが本当に欲する情報を知りえるようになるのではないでしょうか?
少し脱線しましたが中古マンション市場が今より健全に
なればいいと願いつつ、今日はこの辺で終わります。