もう夜中で日付は変わってしまってるので、昨日の夜ということになりますが、夜に天気予報で「夜中に激しい雨風が予想されます」と言ってました。
天気予報をじーっと見ていた息子(長男)。
息子は風の音が特に怖いので、少し不安そうな顔をして見てました。
テレビの天気予報士が「三月はライオンのごとく来てヒツジのように去る」と絵を描いていて テレビで説明してました。
イギリスのことわざらしいのですが、3 月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかな気候で終わる。
と、3月の天気は 気まぐれで予測できない、荒れた天候になりやすいという喩えらしいのです。
それからしばらく時間が経ってから 息子がカーテンをそろっと開けて外を見てました。
「雨降ってきた?大丈夫よー、はるるんが 寝てるときに降るから」と私は不安になってる息子に声をかけました。
すると息子が真剣な顔で「ママ・・・大丈夫。まだライオンさん来てないから大丈夫。」と言いました。
私は一瞬、可愛いなぁ~と思ったのですが、息子は本気でライオンがやって来ると思い、怖くて怖くて仕方がないのです。
だから何回かカーテンをそろっと開けてはライオンが来てないか見てました
息子は「例え話」が苦手なのも特徴です。
だから本気にして窓の外を見てました。
そして私に「ママ、大丈夫やから。まだライオンさん来てないから。」と私にも安心するような言葉をかけてくれました。
私は無責任に「可愛いなぁ~」と思ってしまいますが、息子は怖くて怖くて仕方がなく、さぞ不安だろうな・・・と思うと少し胸が痛くなります。
こういう胸が痛くなる瞬間・・・けっこう多いです。
でも、こんな息子が可愛いなぁと思ってしまうのも正直な気持ち。
このことわざ(例え話)をその後に一生懸命 私なりに説明してみましたがなかなか理解が難しいようで あんまり分かってなかったです
「とにかく、はるるんが寝てる間に終わってるから大丈夫」とだけは伝えました。
何も深いことは考えずに「へぇ~」と思いながら何気なーく見ていた天気予報も息子にとっては「ラ、ラ、ライオンさんが」と驚いたんでしょうね。
風の音が怖くて不安で天気予報を見ていたかと思っていたのですが「ライオン」に引っ掛かっていたんですね