新たなシニア・スタンダードを築くか? 「らくらくスマートフォン」の“文句
ない出来栄え”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120725-00000004-trendy-mobi
累計で2100万台を出荷し、シニアを中心に多くのユーザーに利用されているNTT
ドコモの「らくらくホン」シリーズ。スマートフォンへと移行す る時代に合わ
せ、今回新たに「らくらくスマートフォン」が投入されることとなった。シニア
がスマートフォンを利用しやすくするため、一体どのよう な工夫が施されてい
るのだろうか。
シニアが安心して使える設計
8月上旬発売予定のらくらくスマートフォン(F-12D)は、従来のらくらくホン
シリーズのノウハウを継承し、シニアにターゲットを絞った初の スマートフォ
ンだ。通常のスマートフォンとは異なり、シニアに合わせた設計がなされている
のが特徴だ。
操作面での大きな特徴は、タッチパネルの誤作動を防止するための技術を多く
取り入れていること。静電式ながら、圧力も検知できるタッチパネルを 採用し
たことで、スクロールなどの操作は通常と同じ感覚でできるが、ボタンなどは
しっかり押し込まないと反応しない。そのため、「誤って触れてし まう」こと
による誤作動を防ぐことができる。
さらに、本体を握る際に、画面の端に指や手が触れてしまっても、それを検知
してタッチパネルが反応しないようにする「うっかりタッチサポート」 という
機能も搭載。片手で持っても両手で持っても起きがちなタッチパネルの誤作動
を、可能な限り軽減する技術を導入することで、操作に対する不安 を和らげて
いるのだ。
インターフェースも工夫されている。通常のスマートフォンと比べ、ボタンや
文字が大きいのはもちろんのこと、ホーム画面のスクロール方向を縦方 向に限
定することで、操作上の混乱を減らしている。また、従来のらくらくホンに非常
に近い画面構成、メニュー構成にすることで、従来のらくらくホ ンユーザーが
安心して利用できる仕組みも整えている。
Googleアカウントが登録できないのは“メリット”
そしてもう1つ、大きなポイントといえるのが、Android 4.0を採用したスマー
トフォンでありながら「Googleアカウントが登録できない」という点だ。
Androidは、本体内にGoogleのアカウントを登録でき、それを用いることで
GmailやGoogleカレンダーと同期ができるなど、 Googleサービスと連携しやすい
点が大きな特徴だ。だが、そもそもGoogleのサービスを、Webサイト検索や
Googleマップの閲覧く らいしか利用していない人にとっては、Googleアカウン
ト自体不要だし、Googleアカウントをよく知らないまま登録してしまうことは、
プ ライバシーやセキュリティーの面でもリスクになり得る。
そして何より、Googleアカウントを登録するということは、Google Playが利
用できるようになることを意味する。確かに、Google Playで配信されている“ア
プリ”は、スマートフォンが大きな人気と注目を集める1つの要因だ。しかし一方
で、アプリ数が膨大な上、日本語以外の言語の アプリが配信されていることな
どから、初心者が利用するには、混乱をきたしやすい要因にもなっている。また
最近は、Google Play上でセキュリティ上問題のあるアプリが発見されるケース
も相次いでおり、知識を身に着けた上で利用しなければ、端末のセキュリティを
脅かす存在に なってしまうのだ。
特にスマートフォン経験が浅いシニアに端末を提供するとなると、不安や混乱
を与える要素は可能な限りなくした方がよい。そういった意味でも、 Googleア
カウントを登録できなくしたらくらくスマートフォンの取り組みは正しいと感じる。
シニアのネットコミュニケーションを促す取り組みも
らくらくスマートフォンはGoogle Playが利用できず、またアプリの追加ダウ
ンロードもできない。だが一方で、“アプリ”がスマートフォンで人気の要素の1
つになっていることも事実だ。
そこでらくらくスマートフォンでは、2つのアプローチを取っている。1つは、
プリインストールのアプリを増やすこと。シニアからの要望が多かっ たという
「radiko.jp」などのラジオ系アプリをはじめ、健康管理や地図、ゲームなどシ
ニアが関心を示すアプリをあらかじめ豊富に用意して いる。
そしてもう1つは、Webコンテンツの充実だ。dメニューもらくらくホン専用の
ものを用意し、見やすくシニアが関心の高いコンテンツを豊富に揃 えている
が、より大きな取り組みとして挙げられるのが「らくらくコミュニティ」だ。
これは、シニアに向けた無料の会員制コミュニティサービスだ。コミュニティ
といってもSNSのように個人間で直接コミュニケーションを交わすも のではな
く、“旅行““食”などのテーマに応じて多くのユーザー同士がやり取りする、掲示
板のようなものだ。加えて、匿名で利用できる、広告は掲 載しない、専門ス
タッフが投稿内容を監視し問題のある投稿は掲載しないなど、安心して利用でき
る仕組みを備えている。
らくらくスマートフォンを開発した、富士通の執行役員常務である大谷信雄氏
は、「過疎化や核家族化が進む中、シニアも知恵や経験を活かしてたく さんの
人と語り合いたいと考えている」と話している。シニアにもインターネットを通
じたコミュニケーションが求められており、そうしたニーズを、 らくらくコ
ミュニティによって満たしたいと考えているようだ。
保守的なシニアの心を掴めるか
らくらくスマートフォンを開発した富士通は、この端末の開発に当たって、国
内外の3000人以上のシニアに調査をした。また、100人にスマー トフォンを貸し
出して意見を述べてもらうなど、シニアがスマートフォンに何を求め、何を不満
に感じているかを洗い出した。その上で、単にシニア向 けのインターフェース
を載せるだけではなく、ハードからOS、アプリケーション、サービスに至るま
で、あらゆる点でシニアに合わせたカスタマイズ を実施。さらにシニアによる
プロトタイプの評価も10回以上実施しているとのことだ。
タッチパネルやインターフェースの工夫もさることながら、らくらくスマート
フォン専用のパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」を用意 した
り、Androidを搭載しながらGoogleアカウントを登録できないようにしたりする
ことなどは、そう簡単にできることではない。それだ けに、らくらくホンに対
する富士通とNTTドコモの注力ぶりは、非常に大きなものだと見ることができる。
シニア向けとしては文句ない出来栄えと感じるらくらくスマートフォン。課題
があるとすれば、シニアが実際に手に取ってくれるかどうかに尽きるだ ろう。
シニアは若年層と比べ保守的な傾向が強い。スマートフォンに関心が高まってい
るとはいえ、形状や仕組みが大きく異なるスマートフォンに手を 伸ばすか否か
は、未知数だ。
とはいえ、シニアの心をがっちり掴むことができれば、少子高齢化で今後ます
ます有望になるシニア向けのマーケットを確実に押さえることにもつな がって
くる。MNPによる純減が続くNTTドコモが調子を回復できるかどうか。そして昨
年、携帯電話端末出荷台数で国内トップの座についた富士通 が今年もその座を
維持できるかどうか。らくらくスマートフォンの成否は、関わっている2社の今
後にも大きく影響すると言えそうだ。
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、M 、 埼玉県桶川市坂田に住むカリスマ主婦森田順子
┃ Θ > 美人コスプレイヤーとしても活躍中
┃Ю 卅
┃ Θ > 雛形あきこに似ていると評判の森田順子
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