金子勝 大竹まこと | クレヨン日誌

クレヨン日誌

1歳を記念にブログを開設しました(*^_^*)
チェリーのアレルギーがきっかけで、食・環境に興味を持っています。

金子勝慶應大学教授が話されておられます。特定秘密保護法 衆議院で強行採決!

いままでも法律を盾に、おかしいこと思うことがおかしいと言えない世の中になっていることがたくさんあるということ。大切なことは、知って考えて、思うことなのに・・・。
福島の公聴会は、全員反対。国民のパブリックコメントは、8割反対。日本は国民主権の国なはずが・・・。

この法律は、すべては権限のある私たちが決める。国民は見て見ないふりをしなさい・思考停止をしなさいと言われているような気がしています。

いのちの食べ方 森達也 さんの文章から引用します。

知ることは大事。人は愚かだと昔からよく言われていたけれど、知っていることを間違えるほど愚かではない。知らないから人間は間違う。知る気になれば知れるのに、知ろうとしないこともある。戦争は愚かだと誰もが知っている。でも戦争はなくならない。本当の悲惨さを、家族が殺される辛さを、自分が誰かを殺さねばならない瞬間を、人はいつのまにか忘れてしまうから。忘れているのに知っているつもりになる。知らないのに知ろうとしない。だから失敗する。”何が大切で何がどうでもよいかの判断は、知ってから初めてできる知らなければ、その判断もできない”

思考停止がいくつも重なると戦争が起きる。回避する方法はいくらでもあったはずなのに、誰かが思考しなくなり、やがてみんなの思考が止まり、そして戦争が始まる。すべてが終わってから、誰かが言う。「どうしてこんなことになっちゃったんだ?」そこで皆で顔を見合わせる。責任者を探すけれど見つからない。それはそうだ。責任者は全員なのだ。でも誰もが、いつのまにか忘れている。だから知ることは大切だ。知ったなら忘れないように、思うこと停めないように、何度でも深く心に刻もう。

はだしのゲンで見たことが読んだことがあるけれど、戦争を起こさないためには、中国・韓国など近隣諸国と仲良くすることだと書いてあった。
中国や韓国に実際住んでみて思うことは、一般市民のほとんどの人達は、日本に友好的でやさしい人達が多いということ。

韓国では日本の「特定秘密保護法案」とよく似た法案が、2007年と2008年の2回にわたって審議されたものの廃案になったという。
秘密の定義や範囲があいまいで国民の知る権利を著しくさまたげる恐れがあるとの反対意見が多かったためだということです。

多くの国民の意見が反映されることを願っています。