内部被ばくを生き抜く | クレヨン日誌

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1歳を記念にブログを開設しました(*^_^*)
チェリーのアレルギーがきっかけで、食・環境に興味を持っています。

つながるいのち❤くまもとさんのイベントがあったので行きました。
前売り券が170枚売れていたそうで、会場いっぱいに人が集まっていました。内部被ばくを生き抜く&鎌仲ひとみ監督お話し会。

この映画とお話し会を聞いて、無知から生まれる被害がとても怖く感じました。テレビや雑誌では医者でもない人が、放射能は大丈夫と言ったりしている。日本人の70%の人が新聞やTVを信じている。アメリカやイギリスでは、TV新聞の報道を信じている人は、10%~20%代だというのにというお話がありました。TVでは、福島産を食べて応援しよう!というキャンペーンをしていましたが、映画に出てこられた福島の人たちは、他府県から取り寄せたものを食べてらっしゃった。この温度差の違い。報道の責任は、とても重いものだと思いました。
外部被ばくよりも、食べ物から取る内部被ばくは、とても怖いのだということを4人のお医者様はおっしゃっておられました。印象に残ったお話が、原爆ぶらぶら病をおっしゃった肥田先生・お母さん革命をおっしゃった東大の児玉先生。

原爆ぶらぶら病。長崎広島で原爆を落とされた後に、それぞれの事情で、爆心地に入った人が被爆して、この病気になったという。ぶらぶら病は、どんな検査をしても、数値上に出てこない、かったるくて動けない・疲れやすく、生気がない症状なので、処置もわからなかった。福島でも起こりうると語られておられました。「人の命は自分で守るもの、何が起こっても他人をたのまず、全力で生きる努力をしよう」と提唱されておられ、流される情報を鵜呑みにせず、自分で見極めて、判断することが本当に必要な時代に生存中なんだと思わされました。

お母さん革命。
児玉先生が「放射線被害を真剣に考えたお母さんたちが日本の流れを変えています。そういうことじゃ許さない、というお母さんたちの姿に感謝しています」とおっしゃられ、お母さん革命という言葉を発言されておられました。命を産み育てるという役割を女性が担っているだからこそできること。男性にも母性というものがあると思いますが、これからの時代は、命&未来を見つめる生き方、女性の感性が必要されていると思いました。

鎌仲監督が、劣化ウラン弾の話をされ、地球のどこかで、いまもなお戦争・紛争が起こっている。この劣化ウラン弾も原発からできたもの。日本は石油を消費している国。石油の争奪戦を巡って、アメリカがイラク戦争を仕掛けた。日本も間接的に戦争に加担している。スェーデンに学ぼう!ウンチで発電したり、自然エネルギーへ転換しているというお話。

日本は原爆を落とされたけれど、政府は国民にほとんど情報を公表せず、国民は何も学んでこれなかったので、福島の事故が起こってしまった。今もなお、この政府の体質は変わっていない。私たち女性が、未知なる危機に備えて、未来や命を守るということを行動していきましょう!というメッセージがありました。
質疑応答には、・食品の偽造問題・自然エネルギーの展望・九州瓦礫処理問題・家族別れての避難生活などが出て、私も考えさせられることが多かったです。夫婦食に対する考え方の違いがあるので・・・。
国・政治家任せではなく、未来は自分でつくるものという、実行委員会の人達の行動力に拍手です。

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