炭素循環 | クレヨン日誌

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1歳を記念にブログを開設しました(*^_^*)
チェリーのアレルギーがきっかけで、食・環境に興味を持っています。

いちのたんぼの会主催・ブラジルから炭素循環農法の講演会をされに、林氏が来られた。
午前中は、その農法をされている畑の診断をされて、午後が講演会でした。
畑に炭素材を投入して、微生物くん達に畑を耕してもらうやり方です。水と空気の調節で、微生物を元気にしてあげます。土の状態を発酵or腐敗にするかの違いで、できるものが全く違ってくるとのこと。私も、まだまだ勉強中なので、うまく説明できないのですが、体に良い、おいしいと思える野菜は、えぐみがなく、後味が良くすっきりしています。

畑を見学した時、マルチを使ったところと、使っていないところの成長具合が全く違ったことに、驚きました。雨を防いだ方が、生育が良かった。きのこ菌の微生物は、水が苦手だし、根も水がなければ、下へ下へ求めていくので、根を張るとのこと。見えない心の世界の話なども織り交ぜながらだったので、奥が深いと感じました。

林氏の印象に残った言葉が、農薬・肥料を使った野菜を作っているところは、栄養価もほとんどなく、毒もあり、じわじわ人を殺している。人殺しの野菜。環境も壊している。野菜をお金儲けの為の道具として扱うのか、命の源として見るのかで、全く異なってくる。そういうものは、なるべく口にしたくないので、自分なりに追い求めていこうと思います。

人は虫を害虫扱いするけれど、虫というものは、毒のある野菜にしか虫は寄って来ない。すずめも悪い米しか食べない。イノシシは、畑を荒らすというイメージだけれど、そうではない。汚れている土・みみずを食べに土を掘り起こす。発酵している土には、見向きもしないとおっしゃっておられた。そう考えると、台風も汚れた土地に接近するのかなぁ~と思ったり、地球から見て、人間はどう審判されているのだろうか?と思ったりする。天動説or地動説で生きるのか?生き方も問われているような講座でした。

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