この絵がとても好きだ

まだ太陽が低く、影が伸びる朝

 

この絵を見ると、絵の中に入ったような静けさを感じられる

雪の日の朝、一人、しんとした静寂

 

この臨場感はなんだろう

この絵が描かれたのは1860年代後半

160年も前に描かれた絵画なのに

時代を超えて、この絵が描かれた時に

自分もいるような感覚になる

 

今は夏なのに、この絵を観ると

冬の冷たい、でも清々しい朝の空気が

鼻を通って体中に広がる感覚を味わえる

 

絵画についてはあまり詳しくはないけれど

2012年にパリのオルセー美術館でこの絵を見た時

恐らく初めて、絵画に惹きつけられた

 

その2年後、オルセー美術館展で

この絵が来日した時は本当に嬉しかった

またこの目で、あの絵が観られる

 

絵の保護のために、美術展の会場は冷房が強めにかかっていて

ノースリーブのワンピースで行った私は

震えながら、それでも何十分も眺めた記憶がある

 

この絵を見にまたパリに行きたい

あの頃より、少しだけ絵を調べて

改めてこの目で観たい作品もたくさんある