第8週【大阪、風鳥亭編】

_____________

 

_____________

第43話

開業して三か月

寺ギンの取り分が多くもうけにならない、りんから祝言あげた手紙、売り上げがよいから給金多くもらえるかもと期待する芸人に対し。それはできないという藤吉、寺ギン自ら集金に来る、亀井のお客さんをぎょうさん入れるコツが裏目に出てお客さんが減る、啄子が寄席の手伝いに参加する

 
第44話:夏
失ったお客さんの信用を取り戻せと啄子に言われるてん、うちわであおいで呼び込む、うちわの貸し出し、履物の汚れを取り磨いてもどすてん、噺家さんからヒントを得てひやしあめ(2銭)を売る、店内販売だけでなく外でも売って呼び込むアイデアを啄子、キースたちからヒントを得て氷の上で転がすアイデアを出すてん、栞、氷のアイデアとてんの貸し出しを願う
 
第45話
てんとアイデアを貸し出す代わりに広報係となって栞と藤吉がちんどん屋さんでお客を呼び込む提案を啄子、女性客がお昼の部にたくさん入る、寺ギンに7分持っていかれるのは寄席が小さいからと言われる、東京で大人気のリリコ新聞に出る、栞宅で電話を借りて藤吉がリリコと話す。栞と藤吉、相撲を取る
 
第46話
風太、大坂にてんの父儀兵衛が亡くなってもう49日も済んだというしらせ、親の死に目にも会えない芸人の世界の厳しさを伝える啄子
 
第47話
京都へ帰る風太、風鳥亭を会社にしようという相、談をする藤吉、そろそろ結婚してくれという啄子、木戸銭を半額にしようというてん、もうけを今の倍にしたら五分五分にしてくれないかと申し出る藤吉、できたらなという寺ギン、トキ現る、風鳥亭で働くことになる、一回り小さくしたお座布団を提案するトキ、スルメとか塩辛いものを売る提案、のどが渇いて飲み物も売れるのではというトキ、売り上げが前月比で倍になる、が、五分五分の約束は破られ6分4分に、嫌なら芸人全員引き上げるといわれる、啄子、絵は画技が届いている。
 
明治45年(1912年)春
営業を始めて一年、てんの母が寄席を見に来ている、借金は返し終えた、
 
第48話
一周年記念興行で挨拶をする藤吉、笑いの効用を熱く語る、客席にいるしず、儀兵衛の写真を持っている、怪力岩男、万丈目吉蔵、舶来家キース、啄子としずが話す、啄子、北村屋の始末の看板をゆずる「人は財なり」、免許皆伝、てんっはごりょんさんに、結婚を喜んで認める、てんの祝言、アサリがのぞいているのを歌子が引っ張り入れる、しず、りん、トキ、風太が出席している、北村笑店、会社形式整う、啄子、アメリカへ行く宣言
 
大正3年(1914年)
隼也生まれる