NHK朝のテレビ小説

「わろてんか」

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一週間通してみると

第一回の一番最初のカットが

白い文鳥なんですね。

そこからてんが

藤吉から受け取る白文鳥の根付け、

白文鳥の貼り絵がしてある文箱には

藤吉からの手紙がたくさん入っていて

二人の交流の年月を物語るという流れは

よかったと思います。

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この第一週で描きたかったことは

なんといっても

将来の夫となるであろう

藤吉との出会いだと思うんですね。

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時系列が前後して

ちょっとわかりにくいですが整理すると

 

明治35年(1902年)京都

 

(1)てんの奥座敷に蝶が迷い込む。

前景で風太が

店の仕事を手伝っている場面がある。

 

(2)ドイツのお客様との

ホームパアティを父が企画する。

 

(3)当日、

お客様の頭に止まった蝶に

吹出し新発売の薬瓶を割り

お客様怒って帰る

 

(4)笑い禁止令発動。

手習いを熱心にする

 

(5)くすりまつり

準備のお手伝いをする

 

(6)風太の誘いにのって

手伝いを抜け出し

縁日の芸人さんを見に行く

 

(7)落語の舞台にあがり、

笑われ「ひとがぎょうさん笑ってる」

 

(8)笑いの力ってすごいと確信

 

(9)木戸銭を払ってないため追われる、

一緒に走って逃げていた

藤吉キースと遭遇

 

(10)風太が追っ手をまいている間、

てんと藤吉お堂に隠れる

 

(11)てん、藤吉にチョコレートをあげ、

藤吉、てんに

「笑いの色は何色?」と問いかける

 

(12)もうもどらな怒られると

途中で帰るてんと風太

 

(13)てん、髪を結いなおしてもらいながら

藤吉の話をし、

泥棒が出歩いている話を聞く

 

(15)台所では

お客様用のお酒が盗まれている話をしている

 

(16)酒どろぼうと疑われた風太、

てんといっしょに

化け猫(酒泥棒)退治をしようとさそう

 

(17)化け猫は父だと判明する

 

(18)自分のせいで父親が

夜な夜なお酒を飲んでた

と思い込み

ドイツ人に先日の無礼を謝りに行く

 

(19)泣きながら謝るてんを見て、

父、家じゅうのお酒を全部捨て

「てんが化け猫退治してくれた」といい、

笑い禁止令をとく。

 

(20)晴れて家の奉公人たちをあつめて、

皆で祭りに行く。芸人がいると聞き、

先日の彼がいるかもと思い、

かけだすてん

 

(21)演芸場に行ってみると

まさしく藤吉が舞台に飛び出したところ

だったが出番を間違え

ブーイングをあびていた

 

(22)落ち込む藤吉に

チョコレートを渡すてん。

自分のファン第一号や、

ずっとそばにおってほしい

だから手紙を出すと指切りし、

チョコのお礼にと

白文鳥のかざりを渡す。