暮しの手帖社営業企画部
課長 池上けんじ氏
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質問
大橋さんはどんな人柄でしたか?
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答え
発想がわくとなんでもするひと
バイタリティがあるすごいひと

銀行から融資してもらうというとき
3時に待ち合わせ
銀行というところは3時にシャッターがしまる
そのときにシャッターをおろせないように
足だけ入れてそれをさえぎったという逸話がある
銀行の人が(後日語ったところによると)
シャッターを閉めていたらいきなり生足がにゅっと
入ってきて驚いた、それが鎮子さんだった
それ以来「やばんじん」と呼ばれる

(池上氏が)入社してから社員旅行があった
お風呂に行こうと同僚と廊下を歩いていると
角の向こうからドドドドドとかダダダダという
すごい音がする
なにかと思ったら鎮子さんでなにか、走っているらしい
(三女で編集員の)芳子が「どうしたの、またなの?」
鎮子さんが「だっておもいついちゃったのよ」
「原稿用紙ちょうだい」と言っている
とにかく騒がしかった