２００７年１０月１６日
●AM09:00 今日も
今日もこの時間に起床。
ライダーは朝早いという通説は僕にはあてはまらない。
今回の旅はここ20年の間で一番多く朝のテレビ番組を観た気がする。
●AM10:00 イーハトヴ
出発。
最初の目的地は花巻、宮沢賢治記念館。
ここ数年ずっと旅の目的地として候補に挙げていた
イーハトヴのど真ん中にやっと行くことができる。
北上川を挟んで東北自動車道と並走している456号線を
まっすぐ南下して行く。
●AM11:00 宮沢賢治童話村
童話村に到着。
「雨にも負けず風にも負けず・・・」の木製コースターを購入。
●AM11:05 宮沢賢治記念館
童話村のすぐ近くにある記念館に到着。
記念館に入る前に、「注文の多い料理店 山猫軒」でケーキセットを食べる。
いよいよ記念館に入場。
環境・信仰・化学・芸術・農村・総合・資料などの展示から
視聴覚的に宮沢賢治の全体像に近づいて行く。
思い起こせば、小学校の教科書ではじめて宮沢賢治を知り、
特別な思いもないままに大人になってしまった。
ところが、なぜかここ数年、無性に宮沢賢治に触れたいという思いに
駆られていた。朴訥でひたむきな姿に引き寄せられたのかも
しれないし、何かの書物に影響を受けたのかもしれない。
もっと知りたいという思いは強くなっていた。
帰りがけに改めて「銀河鉄道の夜」を購入した。
ここで購入した「銀河鉄道の夜」はプライスレス。有燐堂で買うのとは、訳が違う。
●PM01:00 なめとこ山庵
記念館の坂を降りた所にある「なめとこ山庵」で
天然きのこそばを食べる。
素材の味を感じることができて、とても美味しかった。
この辺りは水もとても良いのだそうだ。
今日はどこまで南下出来るだろうか。
最低でも仙台までは南下しておきたい。
456号線で仙台を目指すことにしたが、
途中で道を間違えた。気がつくと283号線に乗っていた。
充分にリカバリできる距離ではあったが、
この際283号線で太平洋側の釜石に出てから南下することにした。
●PM04:00 釜石
太平洋側に出れば暖かいのではないかと
甘い思いを抱えていたけれど、結局寒かった。
陽が暮れてしまえば、太平洋側であろうと、山間部であろうと
寒いことにかわりはなかった。
あまりの寒さにハートが折れてしまいそうになった。
気仙沼で宿を探すことも考えた。
けれど、できる限り南下しておかないと明日以降がキツくなる。
日没後に残り100Km以上の距離を残していたが、
今日は少し無理して頑張ることにする。
「雨にも負けず、風にも負けず・・・」記念館に寄っておいて良かった。
●PM06:30 １３℃
救いは気温だ。
太平洋側を南下するにつれて、寒さが弱まってきた気がする。
掲示板の気温は１３℃を差していた。
昨日の７℃との違いは大きい。
寒いことにかわりないが、南下あるのみ！
なぜ、この季節に東北へ来たのだろう。
自分を責めながら凍える右手でアクセルを捻り続けた。
石巻で有料道路の標識を見かけた。
給油時に尋ねてみると、断然、有料道路を利用した方が
早く仙台に辿り着けるとのこと。
石巻河南から三陸自動車道に入る。
仙台東ICに近づいてくると空の色が明るくなってくる。
街のネオンが空を明るくしているのだ。
●PM08:20 再び仙台
仙台に到着。
iモードでホテルを検索するも、１日目に泊まった
ホテルベルエア仙台が出ていない。
とても気に入っていたし、オートバイを地下の駐車場に
停めさせてもらえるのも安心できる。
直接行ってみることにする。
¥8,000で宿泊できるとのことだったのでここに決めた。
１日目に泊まったときよりも¥2,000高いし、
他の地域のホテルの倍の値段だったけれど、
今の僕にはもう他のホテルを探す気力は残っていなかった。
部屋に入ると、今夜もすぐに風呂にお湯を溜めた。
ここ数日は、この繰り返し。
日没後の走行は体力の消耗が激しい。
●PM09:30 旨味 太助
先日は海産物を堪能したので、
今回は牛タンを楽しもうと、
目に付いたこの店に飛び込んでみた。
入るなり、「もう食事だけになりますけど。」と言われ、
少々落胆したけが、仕方が無い。
閉店間際に来た自分が悪いのだ。
ビールは次の店まで我慢することにして、
まずは、ここで牛タンを楽しむことにした。
この店を出た後は一目散にキリンビールの
看板を出している居酒屋を探して突入。
お腹いっぱいだったにも関わらず、焼き鳥屋さんへ。
キリンビールを一気に喉に流し込み、
焼き鳥を少々つまんで、もう一杯キリンビール。
２杯で足下フラフラだ。
すぐにホテルに戻ってベッドに倒れ込んだ。
================================================
●距離：334.88Km
●給油：¥1,581
●飲食：¥5,000+α
●高速：¥1,200
●入場券：¥350
●宿 ：¥8000
合計：¥16,131+α
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●AM09:00 今日も
今日もこの時間に起床。
ライダーは朝早いという通説は僕にはあてはまらない。
今回の旅はここ20年の間で一番多く朝のテレビ番組を観た気がする。
●AM10:00 イーハトヴ
出発。
最初の目的地は花巻、宮沢賢治記念館。
ここ数年ずっと旅の目的地として候補に挙げていた
イーハトヴのど真ん中にやっと行くことができる。
北上川を挟んで東北自動車道と並走している456号線を
まっすぐ南下して行く。
●AM11:00 宮沢賢治童話村
童話村に到着。
「雨にも負けず風にも負けず・・・」の木製コースターを購入。
●AM11:05 宮沢賢治記念館
童話村のすぐ近くにある記念館に到着。
記念館に入る前に、「注文の多い料理店 山猫軒」でケーキセットを食べる。
いよいよ記念館に入場。
環境・信仰・化学・芸術・農村・総合・資料などの展示から
視聴覚的に宮沢賢治の全体像に近づいて行く。
思い起こせば、小学校の教科書ではじめて宮沢賢治を知り、
特別な思いもないままに大人になってしまった。
ところが、なぜかここ数年、無性に宮沢賢治に触れたいという思いに
駆られていた。朴訥でひたむきな姿に引き寄せられたのかも
しれないし、何かの書物に影響を受けたのかもしれない。
もっと知りたいという思いは強くなっていた。
帰りがけに改めて「銀河鉄道の夜」を購入した。
ここで購入した「銀河鉄道の夜」はプライスレス。有燐堂で買うのとは、訳が違う。
●PM01:00 なめとこ山庵
記念館の坂を降りた所にある「なめとこ山庵」で
天然きのこそばを食べる。
素材の味を感じることができて、とても美味しかった。
この辺りは水もとても良いのだそうだ。
今日はどこまで南下出来るだろうか。
最低でも仙台までは南下しておきたい。
456号線で仙台を目指すことにしたが、
途中で道を間違えた。気がつくと283号線に乗っていた。
充分にリカバリできる距離ではあったが、
この際283号線で太平洋側の釜石に出てから南下することにした。
●PM04:00 釜石
太平洋側に出れば暖かいのではないかと
甘い思いを抱えていたけれど、結局寒かった。
陽が暮れてしまえば、太平洋側であろうと、山間部であろうと
寒いことにかわりはなかった。
あまりの寒さにハートが折れてしまいそうになった。
気仙沼で宿を探すことも考えた。
けれど、できる限り南下しておかないと明日以降がキツくなる。
日没後に残り100Km以上の距離を残していたが、
今日は少し無理して頑張ることにする。
「雨にも負けず、風にも負けず・・・」記念館に寄っておいて良かった。
●PM06:30 １３℃
救いは気温だ。
太平洋側を南下するにつれて、寒さが弱まってきた気がする。
掲示板の気温は１３℃を差していた。
昨日の７℃との違いは大きい。
寒いことにかわりないが、南下あるのみ！
なぜ、この季節に東北へ来たのだろう。
自分を責めながら凍える右手でアクセルを捻り続けた。
石巻で有料道路の標識を見かけた。
給油時に尋ねてみると、断然、有料道路を利用した方が
早く仙台に辿り着けるとのこと。
石巻河南から三陸自動車道に入る。
仙台東ICに近づいてくると空の色が明るくなってくる。
街のネオンが空を明るくしているのだ。
●PM08:20 再び仙台
仙台に到着。
iモードでホテルを検索するも、１日目に泊まった
ホテルベルエア仙台が出ていない。
とても気に入っていたし、オートバイを地下の駐車場に
停めさせてもらえるのも安心できる。
直接行ってみることにする。
¥8,000で宿泊できるとのことだったのでここに決めた。
１日目に泊まったときよりも¥2,000高いし、
他の地域のホテルの倍の値段だったけれど、
今の僕にはもう他のホテルを探す気力は残っていなかった。
部屋に入ると、今夜もすぐに風呂にお湯を溜めた。
ここ数日は、この繰り返し。
日没後の走行は体力の消耗が激しい。
●PM09:30 旨味 太助
先日は海産物を堪能したので、
今回は牛タンを楽しもうと、
目に付いたこの店に飛び込んでみた。
入るなり、「もう食事だけになりますけど。」と言われ、
少々落胆したけが、仕方が無い。
閉店間際に来た自分が悪いのだ。
ビールは次の店まで我慢することにして、
まずは、ここで牛タンを楽しむことにした。
この店を出た後は一目散にキリンビールの
看板を出している居酒屋を探して突入。
お腹いっぱいだったにも関わらず、焼き鳥屋さんへ。
キリンビールを一気に喉に流し込み、
焼き鳥を少々つまんで、もう一杯キリンビール。
２杯で足下フラフラだ。
すぐにホテルに戻ってベッドに倒れ込んだ。
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●距離：334.88Km
●給油：¥1,581
●飲食：¥5,000+α
●高速：¥1,200
●入場券：¥350
●宿 ：¥8000
合計：¥16,131+α
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