●07:00 起床して朝風呂
 眠い目を擦りながら、起き抜けに浴衣一枚羽織って露店風呂に向かう。
 温泉で身体を目覚めさせる。
 30分程度、湯に浸かる。
 朝の景色に湯気が立ち上る。
 これはなかなか贅沢な行為だなと思う。
 
 部屋に戻り、サクッと着替えを済ませた後、朝食をいただく。
 旅館の朝食はなぜか特別美味しい。そして必ず量が多め。
 朝からお腹膨らませて行動することになる。

●08:30 Fさんに見送られて
 Fさんに見送られて、旅館を後にした。
 1、2時間に一本しかない電車の出発時間まで、あと10分。
 少々焦ったけれど、なんとか間に合った。
 さようなら磐梯熱海
 On Any Sunday

 On Any Sunday
 まずは喜多方へ向かう。喜多方ラーメンを食べに行くのだ。
 朝ラーならぬブランチ・ラー。
  On Any Sunday
 昨日と同じこの電車で、 
 On Any Sunday
 こんな風景を眺めながら。
 On Any Sunday
 約一時間で、喜多方駅に到着。
 実は喜多方は2001年にもオートバイで訪れたことがある。
 もちろん、ラーメンも食べた。
 残念ながら、どのお店で食べたかは憶えていない。
 8年ぶりの喜多方駅は少々変わったような気もするし、
 何も変わっていないような気もする。
 人間の記憶はなんとも曖昧なものだ。だから記録を取ることは大切なのだ。
 
 目的地は「まこと食堂」。想像以上に駅からの距離があったけれど、
 初めての街を歩くのは楽しい。
 オートバイであれば、一瞬で通り過ぎてしまう街並を、
 じっくり見ることができるのが嬉しい。
 「まこと食堂」到着。
 On Any Sunday
 残念ながら本日定休日。。。
 ガイドブックを見直すと、確かに月曜定休日と書かれている。
 いつも僕はツメが甘い。

 「まこと食堂」を諦めて、近くの「あべ食堂」に行くことにする。
 今度は定休日を確かめてから行動開始。大丈夫、月曜日は営業日だ。
 もっともスタンダードな中華そばをオーダー。
 On Any Sunday
 これが「あべ食堂」の中華そば。
 僕の喜多方ラーメンのイメージそのもの。
 味もさっぱりしていて、朝ラー向き。
 スープの色からは拍子抜けするくらいさっぱりしているのだ。

 お次ぎは蔵カフェ○豆(マルマメ)に行ってみよう。
 コーヒーと味噌田楽をオーダー。
 おっと、味噌田楽は思っていたよりも大きい。。。
 ラーメン直後のこのボリューム、ちょっとビビったけれど、
 なんとか完食。お腹苦しい・・・
 
 蔵カフェの道路を挟んで向かいにある、
 小原酒造にも行ってみた。
 ここではクラシックを聴かせて発酵させたという
 「蔵粋(クラシック)」を購入。
 手頃な値段と癖のない味わい。
 日本酒ビギナーの僕でも美味しくいただける。
 実際、今、ブログ書きながら飲んでるし(汗)
 
 またまた、1、2時間に1本しかない電車に乗り遅れてしまう。
 小走りで駅に向かう。それにしても、結構歩いてきた。
 バスに乗りたいくらいだ。
 無事電車に間に合った。
 次は会津若松だ。
 On Any Sunday
 駅前は、この旅一番の賑やかな街だった。
 建物の数も段違いで多い。 
 On Any Sunday
 白虎隊の像が駅前で出迎えてくれる。
 駅前からまちなか周遊バス「あかべぇ」に乗って、
 鶴ヶ城に向かう。
 このバスも1時間に1本ペースだ。
 ドアが開くと女性運転手が「あかべぇです。」と向かえてくれる。
 鶴ヶ城到着。
 On Any Sunday
 幕末戊辰の戦役でも有名な鶴ヶ城
 この歳になるとなぜか歴史に興味が湧き始める。
 特に戦国時代から幕末にかけては興味津々。
 もっと勉強したいなと思いながら、城内を見物。
 On Any Sunday
 帰りのMaxやまびこ号の時間が決まっているので、
 どうしても駆け足での見物となってしまう。
 時間があればもっとゆっくり見物したかったところだけれど、
 仕方がない。次へ行こう。
 もう一度「あかべぇ」に乗る。
 運転手さんは先ほどの運転手さんと同じ人だった。
 「あかべぇです。」の声でわかる。
 大町で下車して、野口英世青春通りを歩いて「珈琲館蔵」へ。
 焼きたてチョコワッフルとアイスコーヒーをオーダー。
 不思議空間な店内を見回しながら一息。
 いよいよ今回の旅行も終わりが近づいている。
 「あかべぇ」に乗って、会津若松駅へ引き返す。
 今度は別の運転手さんだった。

●16:00 復路
 On Any Sunday
 会津若松駅に戻り、予定通りの電車に飛び乗る。
 僕らの後ろに座っている女性は逗子からの観光客だった。
 世の中広いようで狭い、狭いようで広いのだ。
 
 ぼんやりと風景を眺めていると、どんどん時間が流れていく。
 猪苗代駅、磐梯熱海駅を通り過ぎて行く。
 初めての街では時間の流れが早い。
 実際の乗車時間よりも早く目的駅に辿り着いてしまう。

 郡山で鳥釜飯の駅弁を購入して、Maxやまびこ号に乗車。
 あと1時間30分で東京駅に着いてしまう。
 終わってほしくない旅は「着いてしまう」が正しい。
 今年、オートバイで来たときは、遠くに来たものだと思ったけれど、
 新幹線ならあっという間だ。ビールと駅弁を楽しんでいる間に
 通り過ぎてしまう。想い出に浸る余裕もないほどあっという間に。

●19:00 END
 東京駅に到着し、この旅は終わった。
 次は青春18切符でいろいろな駅へ行こう。
 「駅は街の顔」だと思うから。







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