日曜日の締くくりとして、葉山へ夕陽を見に行くことにした。
既に日は暮れ始めていて、ジャストタイムで海にかかる
夕陽を眺めることができそうな時間だった。
いつも道のりを春風を浴びながら走る。
’91スポーツスターの振動は相変わらずで、
太いグリップを握る両腕をブルブルと震わせる。
素直やスムーズなんて言葉は存在しない時代のオートバイみたいに。
母校へ続く坂道をマンホールをよけながら駆け上る。
既に桜並木にピンクはなく緑の葉だけが風に揺れている。
学生が何かを期待したまま退屈を覚えてしまうのと同じで、
桜は入学式のタイミングがピークで、すぐになくなってしまう。
134号線に入ったところで、なんの脈略もなく急にしらすが食べたくなった。
葉山マリーナを右手に折れて、葉山港に寄ってみるが、
しらすは手に入らないようだ。
そうなれば、もう小坪へ行くしかない。
どこへ行けば小坪のしらすを手に入れることができるのかわからないまま、
小坪漁港へ向かう。
小坪漁港にオートバイを停めて、徒歩でしらすを求めて彷徨う。
いくかの活魚屋や食堂、地元スーパーに立ち寄ってみたが、
結局、どこでも買うことができなかった。
口の中はすでにしらす準備OKになっているっていうのに。
オートバイを走らせるための理由はなんでもいいし、
目的もちっぽけなものでよい。
たとえば、今日の『夕陽を観る』や『しらすを買う』でも。
アグレッシブに、そして少しでも上手にオートバイを操ることが
できるようにと願いながらアクセルを開けるだけで、
オートバイに乗ることが楽しくなる。
小坪のしらすがどこで手に入るのかは、
次回までに調べておくことにする。
既に日は暮れ始めていて、ジャストタイムで海にかかる
夕陽を眺めることができそうな時間だった。
いつも道のりを春風を浴びながら走る。
’91スポーツスターの振動は相変わらずで、
太いグリップを握る両腕をブルブルと震わせる。
素直やスムーズなんて言葉は存在しない時代のオートバイみたいに。
母校へ続く坂道をマンホールをよけながら駆け上る。
既に桜並木にピンクはなく緑の葉だけが風に揺れている。
学生が何かを期待したまま退屈を覚えてしまうのと同じで、
桜は入学式のタイミングがピークで、すぐになくなってしまう。
134号線に入ったところで、なんの脈略もなく急にしらすが食べたくなった。
葉山マリーナを右手に折れて、葉山港に寄ってみるが、
しらすは手に入らないようだ。
そうなれば、もう小坪へ行くしかない。
どこへ行けば小坪のしらすを手に入れることができるのかわからないまま、
小坪漁港へ向かう。
小坪漁港にオートバイを停めて、徒歩でしらすを求めて彷徨う。
いくかの活魚屋や食堂、地元スーパーに立ち寄ってみたが、
結局、どこでも買うことができなかった。
口の中はすでにしらす準備OKになっているっていうのに。
オートバイを走らせるための理由はなんでもいいし、
目的もちっぽけなものでよい。
たとえば、今日の『夕陽を観る』や『しらすを買う』でも。
アグレッシブに、そして少しでも上手にオートバイを操ることが
できるようにと願いながらアクセルを開けるだけで、
オートバイに乗ることが楽しくなる。
小坪のしらすがどこで手に入るのかは、
次回までに調べておくことにする。