やっといつものペースが戻ってきた。
ここ1週間ほどはなかなかハードだった。
猫を病院に連れていった日あたりからの怒濤感がやばかった。
やっと昨夜で諸々落ち着いて、今日はたっぷり眠れた。
毎日いろいろ詰め込んでいたせいで今朝も目が覚めた瞬間「はっ!時間!」となったけど、いや今日は何もないのよ、と即気づいて二度寝するなど。
今日はほんとに何も予定がない休みなので、この暇さを満喫したい。
とはいえ先日不在時に税務署から確定申告の件で連絡が来たとのことで、さっき折り返して諸々説明するなどはしたけども。
毎年毎年、おんなじ件で連絡が来る。
うちのプロダクションの調書ってそんなに特殊なのか。
わたしに毎年確認の連絡が来るということは、全国にいる同じ立場のひとたちも同様の対応をしているに違いなくて、毎度お疲れ様ですという気持ち。
何はともあれこれで完全に確定申告は終わったということで、あとは還付金の入金待ち。
それもまた税金やら何やらで大半は消えてゆくのだが。
先日、某バンドのライブに行ってめずらしくその場でセットリストを書く、ということをした。無粋なのは承知で。
帰宅したらspotifyでプレイリストを作って聴くということをしたかったのだ。
事前にネタバレなどを見たりはしなかったので、タイトルが瞬時に浮かばないということもちらほらあったけど、無事に全21曲のリストを完成させた。
彼らの曲を聴くようになって、ライブにも行ってみようと初めて思ったときにはすでにコロナ禍のいろんなことが制限された状態で、最初に行ったのはボーカルのソロの弾き語りライブだった。
その後のフルバンドでのライブも、やっぱり制限がまだまだ厳しくて、ほんとにこれがロックバンドのライブなのかってくらい静かで、選曲も落ち着いたものだけで構成されてた。
今回も制限ゼロとはいかなかったけど、それでもある程度のことは緩くなった中での選曲にわたしは期待してた。
蓋を開けてみたら、前2回とは真逆と言いたくなるほどの結果。
これがこのひとたちの本来のライブなんだろうと、やっと知れた。
1曲目がまずこれだもの。
で、何曲か後にこれ。
今回のライブを通していちばんよかったのこの曲だったな。
これはライブ向きの曲だと生で聴いてて思った。演奏的にも演出的にも。
この組み合わせもあった。
「モノマネ」が「ボーイズ」の後日談であるということを知っている人間としては、この2曲を続けてくれるあたりにサービス精神みたいなものを感じたりしたけど。
知らんひとには「ふーん」でしかない要素。
あとリリースされたときからなぜかずっと好きな曲も聴けた。
そしてことあるごとに「前のようには高音が出ない」と言っているのを聞いていたので、たぶんこの先この曲を生で聴けることはないんだろうと勝手に諦めてた曲まで。
「さーよーなーらーーーー」のとこ、しっかり声出てた。出るんだねぇ。出るようにしたんだろうけど。
ラストはこれ。
なるほど、なるほどな。
勝手にバンドって、新曲を中心に聴かせたがるものだと思い込んでた。
なんか今まで好きになってきたアーティストたちって大体そうだったから。
いつでも最新が最高だと本人たちも思いたいだろうし、聴くひとに言われたいものでもあるだろうと思ってたし。
だからこのひとたちの、新旧まったく問わず、最新のシングルも10年前のアルバム収録曲も同じセットリストに入れてしまえる感じに多少面食らってしまった。
違和感がないと言えば嘘になる。
でも、いいのかこれで、とも思った。
たぶん、なんとなくだけど、彼らはじぶんたちが演奏したいということより、観客が喜んでくれるということのほうを優先してるんじゃないか。
「昔の曲のほうが好き」と言われることを、苦く思うこともきっとあるだろうけど、それももうとっくに呑み込んでるような気もする。
それゆえのこのセットリストだと思えば、納得。
いつかまた生で聴けるのかはわからないけど、機会があったらまたそのときに、じぶんが何を思ってどう感じるのかに興味がある。
それにしてもこの、ひたすらぐーたらしていい休日が最高すぎる。
どこまで何もせずにいつづけられるか試しているまである。
でもせっかくだからゲームしよう。
ここのところぜんぜんできてない。
精進しないといけないのだ、わたしは。
よし。