■ 群馬県みどり市 市内7カ所の土壌調査結果を発表
文科省の航空機モニタリングによって、山間部の高濃度汚染が判明した 群馬県みどり市 が、独自に土壌調査を行い、結果を公表しました。
(以下、みどり市ホームページ より引用)
| 測定・ 採取地 |
空間 放射線量 測定値 |
土壌放射能(核種)測定値 (Bq/kg) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 地上1メートル | 土壌の状態 | ヨウ素131 (Bq/kg) |
セシウム134 (Bq/kg) |
セシウム137 (Bq/kg) |
|
| 笠懸小学校 | 0.060 | 採取現状 |
不検出 | 34 | 30 |
乾燥後 |
不検出 |
36 | 32 | ||
| 大間々北小学校 | 0.085 | 採取現状 |
不検出 | 27 | 34 |
| 乾燥後 | 不検出 | 29 | 37 | ||
| 東中学校 | 0.172 | 採取現状 |
不検出 | 303 | 377 |
| 乾燥後 | 不検出 | 358 | 446 | ||
| 東運動公園 | 0.122 | 採取現状 |
不検出 | 64 | 84 |
| 乾燥後 | 不検出 | 70 | 92 | ||
黒坂石バンガ ローテント村 |
0.211 | 採取現状 |
不検出 | 311 | 384 |
| 乾燥後 | 不検出 | 339 | 418 | ||
ファミリーオート キャンプ場そうり |
0.235 | 採取現状 |
不検出 | 342 | 413 |
| 乾燥後 | 不検出 | 360 | 434 | ||
| 折場登山口 | 0.269 | 採取現状 |
不検出 | 641 | 851 |
| 乾燥後 | 不検出 | 952 | 1,264 | ||
※「採取現状」は、採取したままの土壌を測定したもので、「乾燥後」は、土壌を乾燥させて水分を取り除いた場合の数値です。
※「不検出」とは、1Bq/kg以下の検出限界値未満のことです。
- 空間放射線量測定機器:ハンディー型線量計(A2700)
- 土壌放射能(核種)検査機関:(株)同位体研究所
(引用終了)
地上高1メートルで空間線量を計測しているのですが、
土壌調査結果と高い相関関係が見られますね。
学校のうち、最も低い笠懸小学校では
134セシウムと137セシウムの合計が68Bq/kg
であり、これに65(kgを㎡に換算する際の係数)を掛けると、
4,420Bq/㎡
一方、折場登山口は 2,216Bq/kg → 144,040Bq/㎡
でした。
■ じゃ、チェルノブイリと比較すると、どうなの?
下記地図は、チェルノブイリ原発事故の137セシウムのみの汚染状況です。
上記みどり市の調査結果を137セシウムだけで考えると、
笠懸小学校では、32×65 = 2,080Bq/㎡(地図の黄色)、
折場登山口では 1,264×65 = 82,160Bq/㎡(地図のオレンジ色)
となります。
■ 今後、地方自治体の土壌調査の拡大に期待!
今回、航空機モニタリングの結果を受けて、みどり市が土壌調査に踏み切りました。
私が住む太田市も含めて、今後こうした土壌調査の流れが広がっていく事を期待しています。
