秋田 物部の神社 唐松神社

秋田駅大仙市にある唐松神社。

この神社は最北端にある物部系の神社。

並木の参道をとおり その先に 少し下がるかたちで拝殿があります。

ご祭神は

軻遇突命（かぐつちのみこと） 息気長足姫命（おきながたらしひめのみこと） 豊宇気姫命（とようけひめのみこと） 高皇魂命（たかみむすびのみこと） 神皇魂命（かみむすびのみこと） もともと、背後の唐松岳の山頂にありましたが、 1680年に秋田藩主 佐竹義処の命で山から 降ろされ、参勤交代で大名が通る街道より 下がった宮に移されました。 拝殿に向かう参道の左側に 天日宮があります。

天日宮のご祭神は物部の始祖とされる饒速日命。

円形の掘りの中に玉砂利と楕円形の石で組まれた島に天日宮はあります。

この石は唐松神社の拝殿に数多く奉納されている鈴と意味を同じくします。

鈴は御霊鎮めの義につかわれるもの。

ここは鎮魂そして再生の場所なのです。

再生は誕生。それは安産につながります。

全国から子宝、安産祈願で数多くの方々が訪れています。

天日宮の裏には子宝を始めとして祈願をする玉鉾石があります。

天日宮の右には同じく水のはられたなかに石柱があります。

そこは神が降り立つ場所。

今回は唐松岳の元宮には行けなかったので、次回は必ず行ってみたいです。