やすらぎの時間を約束する、幸福の黄色い看板

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2023年6月24日、13時30分。
小田急線中央林間駅北口に降り立つ。

東林間、中央林間、南林間と、3つある小田急線の林間名の駅の中で、快速急行が停まり、かつ東急田園都市線も乗り入れている中央林間駅は、最も一日の乗降客が多い駅だ。
Wikipediaによると、2021年の平均乗降客数は東林間:18,097人、中央林間:80,446人、南林間:27,318人となっている。

閑話休題。
この日の目的地は、駅から徒歩3分のところにある、黄色い看板
上り線の改札を抜けて左に曲がり、その先を斜め左に折れて真っすぐ進むと、ほどなくして到着。
ちなみに、南口から行っても歩く距離は同じくらい。

1階が黄色い看板で、2階はダンス教室。

入口には音楽イベントの案内が。
そう、この店では、告知された土曜日のディナータイムに生演奏を聴きながら食事を楽しめる。
さっそくドアを開けて入店。

足を踏み入れるなり、都会の喧騒を忘れさせる素敵な演出が出迎えてくれる。
いいねえ。
人間味のある手作り感に、早くも安らぎを覚える。

ランチタイム終了まであと30分弱の店内に、先客は3組5名。
4人掛け6卓と2人掛け2卓の28席が、ゆったり目に配置されている。

オムライスを注文し、中央の席に腰を落ち着ける。
ちょっと照度を落とした灯りに照らされたお洒落な空間。
そこに流れるのは、オールディーズのやさしく楽しい調べ。
これはもう、超リラックスした時間が保証されたようなもの。
なんだか、コップと水までもが癒しのためのアイテムに思えてくる。

サラダはバイキング形式でおかわり自由。
時間帯のせいか、この日チョイスできたのは、レタス、大根ミックス、オニオンスライス。
ドレッシングは、胡麻、トマト、シーザー、和風の4種類。
バターの効いたスープは、芳醇で味わい深い。

ほどなくしてオムライスが運ばれてきた。
おー、きれい!

付け合わせの野菜がタマゴとソースにマッチして、この空間にピッタリの色合いと美しさを醸し出している。

もう、見ているだけで癒され、幸せな気持ちになれる。

では、いただきま~す!

おいしい!!!
ソース、うんうん、コクがハンパない。
タマゴ、うんうん、ふわとろでまろやか。
色鮮やかなオレンジのケチャップライス、うんうん、ちょっと甘めでもちもち。
イントロからさびまで、各々の異なる味と食感が口の中で溶け合い、絶妙なハーモニーを奏でてくれる。

ゆったりと落ち着ける店の雰囲気も楽しみつつ完食。
ボリュームもけっこうあり、おなかいっぱい。
しばし、店内に置かれた楽器に目をやりつつ食後の余韻に浸る。
夜は予約制の黄色い看板がランチを始めたのは2年ほど前。
この雰囲気と料理をお昼に楽しめるのはとてもうれしい。
ところで、店名の由来だけど、オーナーが看板を黄色と決めていて、だったら名前もそれでいいじゃんと付けられたとのこと。
覚えやすいし、看板を一回見たら決して忘れることはない。
今度は夜に訪問し、生演奏やお酒と一緒に食事を楽しみたいな。
飲み放題つきのコースもあるし、パーティーもできそう!
妄想が膨らむ中、お礼を述べて店を後にする。
幸福の黄色いハンカチならぬ、幸福の黄色い看板。
"ビールが美味しい季節だよね。疲れも吹っ飛ぶし!"
歩道を駆け抜ける夏色を帯びた風が、やさしく微笑む。


















































































































































