医者、虫歯で歯を抜かれる | cardioのブログ

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大学院生でもあり、専門医を持つ医者でもある、そんな人って何をしているのだろう・・・そんなブログ。

自分自身、小学生のころは毎年のように歯科検診でひっかかっていました。

そして、毎年のように虫歯治療をして、すでに1本は神経を抜かれていました。


ところが、高校生になってからは、ほとんど歯科検診なんてものもなく、

歯もさして痛くなかったので、全然歯医者には縁遠かったのですが・・・。


2月末に右下の歯が痛くなって、十年ぶりいや、15年ぶりくらいにしっかり診てもらうと、

虫歯だらけ・・・・。

結局、痛くなったその歯は、神経を抜くことになりました。


ところが、もっとひどかったのは、むか~し神経を抜いた歯のところです。

どうも歯茎にぷくっとする袋があるのは、いつからか分からないくらい前から気付いていましたが、

それは歯の中心(歯髄)~歯の先端(奥)にかけての虫歯がひどくなって、膿みたいになって、

でも、虫歯でふさがれているので、歯茎の方につたった結果できる、

ろうこう(穴)のようなものだったのです!


そこから実際に、かぶさった銀歯をはずしてみると、べったりと味付けのりのような黒い膿・・・。

結局は、それを取り去るために、残っていた歯の先端もすべてとって、膿をとる、

なんておおがかりなことになってしまいました。


それにしても、いまどきの歯医者さんって、ほとんど痛みがないですね。

子供のころは、激痛で手に汗握りつつ、かつ、のけぞりながら治療したような気がしますが・・・。


ああ、でもこの年齢で歯を1本失ってしまったと思うと、なんだかどんよりします。

それと同時に、どんな膿が体にあったのに、おおごとにならなくてよかったと思います。


歯周病は心臓疾患とも関係が深いし(感染性心内膜炎など)、

顎骨まで感染が波及したら大変なことですもんね。


麻酔が切れたら、さすがに痛いので、痛み止めを飲んでいます。

それと、心内膜炎予防に、ちゃんと抗生剤を飲みます。


今日はまだ血が出やすいので、キムチなどの刺激物は避けてくださいね!と

言われたものの、弁当にキムチが入っていて、思わず食べてしまった・・・。

血が噴き出しませんように・・・。