鎌倉ジャズライフ

鎌倉ジャズライフ

鎌倉在住のミュージシャン(ブルースマン):カン(Khan)のジャズ修行の旅

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Pat Metheny Guitar Etudes: Warmup Exercises for.../著者不明
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この本はPat Methenyがツアーのコンサート前にウォーミングアップで弾いていたのを採譜したものだ。


やってみるとかなり難しいのだが、非常にためになる(気がする)。

音階の練習にもなるのだが、なにより自分のギターに対するアプローチに関して多くの示唆をうけた。


いままでフレーズ練習ばっかりやってきて、最近(というかここ1年)かなり行き詰ってきていた。

最近、ジャズを人前でやる機会を得て、自分の演奏を録音したりしているのだが、なんか「フレーズ主義」というか、「どこかできいたようなメロディ」から抜け出せなくて困っていた。


Pat MethenyにしてもKurt Rosenwinkelにしても演奏聴いていると、なんかもっと自由なんだよね…。


というわけで、いろいろ思案したあげく、「ちょっとスケールの勉強してみようかな」と思ったわけだ。

だってスケールにはフレーズの素があるわけだし…。


そんなわけで、またネットでいろいろ検索していたら、Pat Methenyのクリニック映像を発見した。

これが非常にスケーリッシュなわけよ。


Pat Methenyだってやっているのに、素人の私がやらないで、Pat Methenyにはなれん(当たり前だ)。


実は巷の教則本を読むと、アベイラブルノート・スケールなるものが登場し、それからどうやったらジャズらしいフレーズができるのかが、甚だ不明で「スケール」ってきくだけで、ジンマシンがおきそうになっていたわけよ。「俺って才能ないのかな…」って。


Pat Methenyの映像は実にスケーリッシュなのだが、ちゃんとしたメロディなんだよね。


ああ、やっぱりスケールからメロディってうまれるわけね。


そういう練習の仕方、着想について学べるのがすごく楽しい。


それからもうひとつ大きな成果だと思うのは、「フレーズ」から抜け出して、自分の音感(耳、感性)でギターを弾くということに対するヒントを得られたこと。


ジャズギターを学ぶということは、自分の音感とフレット上での知識(コードや音階)を結びつけることなんだなあ、と思った。


後は自分の上達を期待したいのだが、こればっかりは時間がかかりそうだなあ。



鎌倉図書館に行ったら、ミンガスの『ヴィヴァ・ミンガス』があったので借りてきた。


ヴィヴァ・ミンガス!/ミンガス・ビッグバンド
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ミンガス・ビッグバンドがラテンの曲をやっているもの。

ミンガスというと「頭から湯気がでてきそうな」熱いサウンドを想像してしまうが、このCDもラテンということもあってか、ご他聞にもれず、いや~あつい!!

でも、楽曲にもサウンドにも社会性やユーモア、エレガントさが感じられてすごく気に入った。

彼はデューク・エリントンを大変に尊敬していたらしいが、彼ほど直情的というかビッグバンドに独自性や主張ををこめられる人ってめずらしい気がする。

実にエレガントなトランペットだなあ、と思ってよくよくパーソネルを調べてみると、

「ランディ・ブレッカー」である。

まさに、ドンピシャ!!

最高にカッコいいぞ、これは!!

最近、どんなに一人で練習しても「先がまったく見えない」気がしていたのだが、要するに自分にかけているものは実践だと思い立ち、努めて最近は人と合わせるように(セッションするように)している。


とはいっても、そういうチャンスはそれほど多いわけではないので、カラオケかなにかがあったらいいなと思っていた。


というわけで、古いカセットデッキをもちだし、マイクをアンプにむけてカセットテープで録音してカラオケを作っている。これは楽しい作業だし、録音のためにバッキングを一生懸命練習することにもなる。


先日ふと、楽器屋さんの楽譜コーナーを見たら、こういう本があった。

ジャズマスターシリーズ はじめてのジャズ セッションで困らないための必修スタンダード50曲 (.../富塚 章
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これは便利! 全曲ではないが模範演奏とカラオケのCDがついている。


前半の教則記事に関してもフレーズを記憶することばかりに気をとられていた私にとっては、アドリブというものの本質を思い出す上でも大変勉強になった。

まあ、今までレッスンをうけた中でこんなことは言われたことがないので(あまりに基本的なことだからかな)記事の内容がすべてではないと思うのだが、少なくとも自分にとっては参考になった。


要はカラオケでもなんでも使って、「流れを止めないで」弾き切るということだと思う。


というわけで、今練習しているのは、「I Hear A Rhapsody」。


スタンダード研究の進度については今後順次報告してゆきます。