こちらは、妄想小説となっております。
あらかじめお伝えしていた通り、大宮ではありません。
それでも読みたいという方はお進みくださいませ。
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とても大事にしていたんだ
左が黄色、右が青のバイカラーのイヤフォン
それなのに、いつのまにか片方だけ、消えてなくなっていた
残った青色の方を右耳につけて、音を鳴らした
聴こえはするけれど、とてもとても音が遠くに感じる
もう、捨てないと…
「捨てないの?」
その声に顔を上げると、真正面から強い眼差しがおれを見つめていた
「…どうしよう」
「どうしようって、壊れてるんなら捨てたら?」
ほら、と言わんばかりに、手を広げた松潤の声は、言葉以上に優しい
「つーかさ、まだ有線のイヤフォンなんてしてんの?
ワイヤレスにしな!あー誕生日プレゼントそれにすっか」
どんどん話が進んでいく
でも嫌いじゃない、その空気感
「失くしそうで、怖ぇんだけど」
これ以上、大事なものは失いたくないんだ
「リーダーすぐ失くしそう(笑)
いいぜ、失くしたらまた買ってやるよ
だから捨てちまえ」
「太っ腹だな(笑)」
それだけじゃないってのも、何となく気付いてるんだ
楽屋の中で、何事もないように、そしてたまに独り言を呟きながらゲームに興じるあいつに聞こえるように言ってるんだと思う
…前へ、進め
ってこと、だよな…
だから、おれも、あいつに聞こえるように言ったんだ
「わかった、これ、捨てる」
…カラン…コン…
アルミのごみ箱に飲み込まれたイヤフォンが最後に鳴いた
その音に、あいつが顔を上げたような気配を感じたけれど
「はい、よく出来ました!」
そう言って、おれの髪の毛をぐしゃぐしゃっと撫でた松潤の笑顔に、微笑み返すことをおれは選んだんだ
「よしっ! 飛びっきり高くていいもんくれ!」
「現金なやつだな(笑)」
大丈夫
ちゃんと、前に進むから
ありがとね
*
ステージ上で、光を自由自在に操りながら踊るリーダーを、舞台袖のモニターで見ていた
いつからだったんだろうか
あの人に目がいくようになったのは
だからさ、わかってたよ
アンタが別の人を見ていたことぐらい
俺はさ、例え俺を見てくれていなくても、幸せに笑ってくれていればそれでいいって
本気で思ってたんだよ
でも、もし…
笑顔が消えるようなことがあれば…
俺と同じようにモニターを見つめる横顔を盗み見た
その表情は昔から変わらず、リーダーを愛おしそうに見つめていた
だったら、なんで…っ!
口に出したら、きっとコイツを責めずにはいられない
でも、リーダーはコイツを責めることはしなかった
だから俺も何も言えなかった
ステージが暗転して、俺らもスタンバイのためにステージ上へ向かった
この暗闇が、寂しそうに笑うアンタを連れて行ってしまいそうで、たまらなく心配になるんだ
だから、堪らず…
抱きしめたんだ
「いてぇよ、松潤」
クッソ、こんなに薄っぺらになりやがって…
さらに力を込めたら、ふふって笑って、抱き返してくれた
「緊張してんのか? ふふ、かわいい奴」
よしよし、と言わんばかりに、背中に感じる規則的なリズムは心地がよかった
「リーダーのおかげで、リラックスできたわ、サンキュ」
離れ際、こめかみに、チュッとキスをひとつ落としてやった
…リーダーの背中越し、アイツが鋭い視線を向けているのをわかったうえで
「ばっ/// なにすんだよっ///」
「はい、時間だから! 行くぞっ!」
前なら、「俺のに触らないでもらますか?」なんて嫌味のひとつでも言ってきたはずだ
だけど、お前もリーダーと同じで、なにも言えないんだろう
だってその権利をお前は放棄したんだから…
もう、遠慮はしない
言っとくけど、俺の愛情表現は比較的ストレートだから
覚悟しておけよ
なぁ、智…
おしまい♡
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えぇぇっと…
これ、誕生日記念か?
という疑問は残りますがw
まさかの?じいまご小説でございました♡
タイトルで分かったかもですがw
基本的には私がこの数週間で体感したことをすべて書き記しました。
イヤフォン紛失、私の身に起きた実体験ですw
なんかね、捨てたらちょっとだけスッキリしたんです。
ただし、私にワイヤレスイヤフォンを与えてくれる優しい松潤がいるはずもなく…
結局、ストックで買っておいた全く同じイヤフォンを現在も着用中ですw
そして、コンサートを見て感じたのは、潤くんがとにかく智くんをかまって甘やかしている!
ということ
それにどなたかが書いたレポに、暗転中にじいまごでハグしていたと目撃情報がっ!!!
完全に現実逃避に走りましたw
その結果がこれです
お許しを〜w
うーん…
大宮の看板は外すけど、じいまごでの復活はある、か…も…?
(たぶんないw)