どうも、こんばんは。
今日は、池袋で開催された高校生の吹奏楽部員向けの講習会があり、それに参加してきました。
今回の講習では、ポップス系の音楽とラテン系の音楽の奏法について聞くとは前から知っていたのですが、結局のところ、ジャンルは問わず楽器の正しい、「ふつうの吹き方」について改めて聞いた感じです。
聞いたことをまとめると、
◆音楽の三要素◆
・リズム
・メロディー
・ハーモニー
この3つが重要で、これが無いと音楽として成り立ちません。
特にリズムは重要で、これが曲にしっくりくるモノで無いと面白くない演奏になってしまいます。
◆音の三要素◆
・長い、短い(音符の長さ)
・高い、低い(音階の高低差、また音程の高低差)
・強い、弱い(フォルテとかメゾピアノとか、音の強弱)
音を出すときには、まずこの3つに気をつけるようにします。
みんなでひとつの音楽を作るとき、楽譜上では同じ長さのハズなのに、みんなの音の切りがバラバラになっていたら、どう思いますか?
同じ音を吹く人がいても、それぞれ違う音程(チューニング)だったら聞いていてどう思います?
フルートなど、音量に限界のある楽器がメロディーをやっているときに、トランペットやトロンボーンみたいな音量の出る楽器がバンバン聞こえてきたらどう思いますか?
――みんな、聞いていて気持ち悪いですよね。
この三要素が成り立っていないと、いくら演奏する側が頑張っていても「いい音楽」として聞こえてこないのです。
そして、この2つの三要素、どちらも当たり前のことに聞こえるし、「そんなの常識じゃない」と思うかもしれないけど、実際に全部をこなすのはとても難しいのです。
でも、全部出来ないと「ふつうの音楽」として聞こえてこないのです、、、
では、この三要素を上手く出来るようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、吹く前に準備をすることです。
ぶっきらぼうにただボーッと吹いていても、お客さんの心に響いてくるはずありません。
全体を良く見て、考えて、そしてそれをまとめたものを音に表現するのです。
また、いい音楽を見つけるためには、好きな演奏者を見つけるに越したことはありません。
自分が憧れとするアーティストがいないと、自分の音楽をどのように発展させたいのか、つまり言い換えると
「最後にはどのような演奏ができるようになりたいのか」が見えてこないのです。
好きなアーティストを見つけることで、その人のワザを吸収し、模擬し、そしてそれを元に自分なり、所属するバンドなりにアレンジするのです。
そうすれば、演奏のスキルはワンランクアップすることでしょう。
◆ジャズ音楽の奏法◆
ジャズ音楽では、スウィングのリズムが出てきたり、小説の頭ではなく前の小節の最後の拍や、その拍の裏から「パァーン!」とフェイントのように演奏することが良くあります。
これは主に伴奏に多いのですが、メロディーにも言えることです。
また、メロディーは息の勢いをつけないと曲の流れについていけません。
つまりは、ジャズを吹くときは息のスピードを上げないといけないのです。
しかし、ジャズなのに休符の前の音の処理が間延びしてしまってはとてもダサいし、カッコ悪い!
それを防ぐには、どうしたらいいのでしょうか、、、
答えは、舌できっちりと止めること、です。
アタック(タンギング、舌を「トゥ」とやって、音を切ること)を弱くするのは、例えば静かな曲などに向いていますし、聞いた感じがとてもキレイです。
しかし、それだと音の終わりの処理が長くなってしまい、お客さんに間延びされている印象を与えてしまいます。
そこで、ジャズでは音の終わりにやや強めに下を突いて、すぐに音が消えるようにするのです。
そうすれば、ジャズがもっとジャズらしくなることでしょう。
また、ジャズ音楽で8分音符が連続して現れたときにはあまりはねずにレガート奏法(スラーみたいに、なめらかに吹く)を行います。
はねると、ジャズではなく日本の音楽になってしまいます。
また、同じバンドで、特に金管楽器の中ではアタックの形をそろえるようにします。
アタックには、
・T(トゥトゥトゥ、またはトゥクトゥクとやる、基本的なタンギング)
・D(ドゥドゥドゥ、またはドゥクドゥクと、こもった感じのタンギング)
・R(L)(ルルルとやる、軽めのタンギング)
・N(ゴメンナサイ、ここは聞き逃しました)
など、さまざまな種類があり、これ以外にも沢山のタンギングの種類があります。
曲を演奏するときは、どのタンギングをすればいいのか練習の時点からよく吟味しましょう。
これを変えるだけで、曲のイメージがずいぶんと変わるはずです。
◆ラテン音楽の奏法◆
ラテン音楽では、「クラーベ」というリズムが何より重要です。
これで曲のノリ、そしてお客さんのノリ、勿論演奏者自身のノリも変わってきます。
クラーベとは、1小節の中に2つ、または3つのリズムが交互に続いていくことです。
↑このリズムを基本として曲が流れていきます(この逆のパターンもあり)。
もしお客さんに手を叩いてもらうなら、2拍ごとに叩いてもらうよりも、このリズムで叩いてもらったほうがきっと楽しく、お客さんと演奏者の距離が近付くことでしょう。
例えば、「テキーラ」等がこのリズムに良く合うでしょう。
実際にやってみると、意外と合うはずです。
この後もテキーラには幾つかのリズムが出てきますが、全体においてクラーベは上手く曲を装飾してくれます。
◆ロック音楽の奏法◆
最後に、ロック音楽についても少しだけ触れておきましょう。
ロッく音楽は、ドラムセットとベースが命です。
どちらかが欠けたら、その時点でロック音楽は哀れ、崩れ去ってしまいます。
ロック音楽では、この2つのパートを良くあわせることが大切。
特に、ドラムセットのキック(足、バスドラム)とベースのリズムは重要で、この2つはなるべく同じタイミングになるようにしたほうがいいです。
大体、こんな感じのお話と演奏例が2時間ほどあり、予想していたよりも早く時間が過ぎてしまい、あっという間に終わってしまった気がします。
私が既に知っていたこともありましたが、勿論知らないこともあり、とてもいい経験、そして自分のスキルを高めるいい機会になりました。
明日は部活がお休みなのですが、次の部活のときに言われたことを実践しようかな、と思っています。





