　今、巷で話題のアマビエさん。

妖怪と呼ばれておりますが、、水木しげる先生のアマビエさんがこの令和アマビエさんブームの火付け役になっているようです。

豊作をもたらし、疫病を祓い、預言をする。

半身半漁でクチバシがあり、三本脚（ヒレ？）で海の中に住んでいる、、という。

　幾度かこの方々が注目された時期があるらしいですが、ある意味いまの世の中の心象も映し出しています。

子供のころ、“口裂オンナ“の噂で通学路がお化け屋敷になったかのように恐怖におののいておりました（笑）

近いとこではトイレの花子さん？？これも古いか～

　学校周辺は妖怪伝説の宝庫でしたね～

　怖いけれど、どこかユニークで、、何となく目に見えないものとの距離の訓練だった気さえします。

　何処までも恐怖を拡大出来る怖さ？

みたいなものを味わった気がします。

　ジャングルで、猛獣や未知の自然の厳しさからは随分遠ざかっしまった人間の自浄作用のようなものでしょうか。

“恐怖“とはなんぞや、、

“命“とはなんぞや、、

　そういう漠然としたものの、リアルな手触りを子供も大人も求めているのは自然なことのように思えます。

　ただあまりにも恐怖が雪だるま式に膨らみ、むしろ膨らむことを煽り自分たちに手に負えなくなるようにして果ては面白がったりする。

　よく子供がやる行動パターンです。

　千と千尋の神隠しの“顔無し“も現代のモンスターになりうる人の意識を分かりやすく表現してましたね～。

　多分、そういうのって紙一重なんだろうと思います。

　最後の最後、自分の中の中心に問いかける訓練だった、、今も一日一日、一緒一瞬を大事に大切に感じられる為の貴重な体験。

　アマビエさんもアマヒコさんもユーモアたっぷりの大切なメッセージャーかもしれませんね

アマビエさん アマヒコさん