私は読書が好き。
特に小説を読むのが。
それは自分自信では表現出来ない、言葉に出来ない感情を小説家の方々が言葉にしてくれていると感じるから。
だから、読書をすることがすごく好きだと大学時代に気が付いた。
よし、読書をたくさんすることは人間の感情の機微に敏感になり、素晴らしいことだと考えるようになった。というか、今でもそう思いたい。
でもここで一つ疑問に思うことがある。
私が今まで出会った読書家たちの中には、ものすごく繊細な作品が好きなくせに、ものすごく人の気持ちに鈍感で人を傷付けている人が何人かいた。もうその傷付け方といったら語彙が豊富な分、本当にたちが悪い。
結局本ばっかり読んでるんじゃなくてバランスが大事なのかな?
たまに思い出す。彼、彼女たちを。
人を傷付けるのも傷付けられるのも悲しいよなぁ。だったら初めから人付き合いなんてしなけりゃいいのかもしれないけれど、誰か関わる人がいてこそ人生楽しいんだよなぁとも思う。
難しいなぁと思いながらもやっぱり私はなるべく人を傷付けずに、優しい人間になりたい、そうでありたいと強く思う。