さて、ブログをはじめるといって全然更新していなかったわけですが、
今日は先週のサッカーマガジンで読んだ小林監督について書こうと思います。
個人的にチームをまとめることがとても上手い監督だなと思っていて、大分や
C大阪で結果を残し、山形に至っては前年まで中位でしかなかったチームを
いきなり昇格に導き、降格候補の筆頭に上げられながらも残留し、今シーズンは
10位前後の順位をキープしている。
スター不在ともいえる山形でなぜこれだけの成績を収める事ができるのかは
興味深いところです。
今回の記事を読んで一番感じたのは、小林監督は選手との関係、心のケアを
とても大切にする、ということです。選手の気持ちになって、このタイミングで
声をかけようとか、ここは例えみんなの前でも言うといったところ。
失敗を犯した選手は、監督にどう思われているんだろうと考えてしまい、
リフレッシュが上手くできない事が無いように翌日には話をします。
また、試合で走らなかった選手をミーティングの際にやり玉に挙げて、本人は勿論
他の選手にも意識させることを間接的に示しています。
この辺りのチーム運営の手法はとても参考になります!
後は、采配がとても分かりやすいという事です。この選手を並べてクロスから
得点を狙う、この選手の飛び出し、守備固めでの起用などがハッキリと描けて
います。自分たちのやる事が明確で、それに懸命に取り組むということは
いいチームの絶対条件!
戦術的には寄せる際にもう一歩深く寄せるということを強調していました。
プレッシャーというのは最初にきちんと寄せておかないと、その後のプレスが
効かなくなります。だからきちんと行くとのこと。いい加減に寄せてその後しんどくなる
前にしっかり寄せようといっていました。
…あ~、人のこういう話を聞いてると自分もチームを持ちたくなるなぁ。やっぱり
指導者の醍醐味が味わえたり、実力が付いたり評価されるのってそこだと思うし…
なんか話題とそれそうなのでまとめると、小林監督はチームをまとめたり、方向性を
示す事に長けた人でこれからも注目しようと思いました!