生まれ変わり
先日、可愛がっていたペットが亡くなりました。ブラウンのトイプードル。16歳と10か月。毛色もだいぶ白くなって、白内障で難聴。人間でいうと、100歳くらいに相当するそうなので、大往生でしょうか。
とはいっても、妻と私とトイプードルで川の字で寝て、ご飯をあげたり、散歩に行ったり。そういう日課が無くなるのは寂しいものです。妻は、どこからか良く似たぬいぐるみを買ってきて、隙間を埋めようとしてるようです。
もともと、義父つまり妻の父が亡くなって4か月くらい後に来た仔犬でした。妻はお父さん子だったようで、少しでもなぐさめにでもなればと思い、飼いはじめたのがきっかけです。
ペットのお葬式もほとんど人間と同じです。亡骸を収めた棺を祭壇に祀り、お坊さんの読経の後、出棺。三途の川の渡り賃、六文銭まで棺に納めます。火葬場で荼毘にふしたあと当日の初七日法要。小さな卒塔婆と七日毎の法要のための蝋燭まで。
ある知人にそのことを話すと、「そこまで丁重に弔ってあげると、生まれ変わりも早くて、またすぐにあなたたちのところに帰ってきてくれるわ」と。なんか相当スピリチュアルな人みたいです。
でもその時ふと思ったのは、「そもそもあの仔犬は義父の生まれ変わりだったのかも」。唐突な直感が頭をよぎりました。霊感的なことには縁がない私ですが、そんな確信が頭を離れません。
生まれ変わり
私たちはこの世に生を受けて、様々な人や物と触れ合い、無数の別れの中で生かされる。最愛の人との死別。誰しもそれは避けられない。だから想いの中だけでも永遠の命であって欲しい。そういうことかもしれません。
